コグニフォトベースに新機能が登場
コグニビジョン株式会社は、事故車の修理に関する業務をよりスムーズに行うためのプラットフォーム、コグニフォトベースに新たな機能を追加しました。これにより、修理業界における透明性の向上が期待されています。新機能は11月17日にリリースされ、特に保険適用外の事故車修理案件も登録できるようになった点が注目されています。
コグニフォトベースとは
コグニフォトベースは、事故車の写真や修理費の見積書を登録できるプラットフォームです。このシステムを用いることで、自動車修理工場間や損害保険会社・共済組合との情報共有が簡単になります。今回追加された新機能により、保険の有無に関わらず、国土交通省のガイドラインに基づいた修理情報の記録や保存がすることができるようになりました。
新機能の詳しい内容
1. 保険外修理案件サービス(有料)
この機能では、自費修理など保険会社を介さない案件を新規に作成することができるようになります。これにより、事故車の修理案件を保険の有無に関わらず一元管理できます。保険案件と保険外案件は「関連案件登録」が可能で、画像や見積書のコピーも手軽に行えます。また、案件情報をzipファイル形式でダウンロードする機能も追加され、修理情報をまとめて保存できます。
2. ワークスペース容量拡大サービス(有料)
このサービスでは、コグニフォトベースモバイルやコグニセブンから連携した画像や見積書を保存するためのワークスペースの容量を拡大できます。申込を行うと、案件情報が自動でバックアップされる「案件自動バックアップ機能」も利用できるようになります。登録工場には初期状態で5GBの無料容量が提供され、超過分についても明確な料金設定があります。
3. 修理工程別画像管理機能(標準機能)
事故の損傷画像を「修理前」、「修理中」、「修理後」の3つに分類できる機能です。この機能は、国土交通省の求める記録基準に則って、各段階における画像情報の管理を容易にします。
透明性向上への期待
これらの新機能が導入されることで、事故車の修理業務に対する透明性が大きく向上します。かつては業界にとって難題だった修理工程の透明性確保が、非常に効率的に行えるようになります。コグニビジョンでは、今後も自動車修理工場や損害保険会社・共済組合の生産性向上に取り組むことで、カーオーナーの快適なカーライフをサポートしていく方針です。
最後に
カーオーナーが修理を依頼する際に求める透明性は現代の重要なテーマです。コグニフォトベースは、その要望に応えるべく日々進化しています。今後の展開に注目です。さらなる詳細情報は、国土交通省のウェブサイトで確認できます。
ガイドラインに関する詳細