NEC、デジタルインボイス相互接続テストで22社との送受信に成功!KMD Connectによる請求書電子化で業務効率化とコスト削減へ
NEC、デジタルインボイス相互接続テストで22社との送受信に成功!
NECは、デジタルインボイス推進協議会(EIPA)会員間で行われた相互接続テストに参加し、自社のデジタルインボイスサービス「KMD Connect」を用いて22社との送受信に成功しました。この成功は、NECが目指す「クライアントゼロ」の取り組みの一環として、自社システムからのデジタルインボイス送信にも成功したことを示しています。
デジタルインボイス化の背景
従来、請求書は紙で郵送されることが一般的でしたが、電子帳簿保存法への対応や環境問題への配慮、バックオフィス業務の効率化といった観点から、請求書の電子化、特にデジタルインボイス化が加速しています。
NECの取り組み
NECは、自社をゼロ番目のクライアントと位置づけ、最新のテクノロジーを自社で実践することで社内変革を推進し、そこで得た経験やノウハウをお客様へ提供することで、お客様のDX実現、ひいては社会価値の創造に貢献しています。
この取り組みの一環として、EIPA会員企業として、社会全体としての請求業務にかかる負荷の最小化を目指し活動しています。
接続テストの詳細
今回の接続テストでは、「KMD Connect」を利用し、異なるベンダー(NECを含むEIPA会員有志23社)とのデジタルインボイスの送受信を行いました。また、自社で利用する基幹システム(SAP)からのデジタルインボイスの送信にも成功しました。
今後の展開
NECは、お取引先様との請求書送付・受領において、電子インボイス・デジタルインボイスの利用を促進していきます。お取引先様はデジタルインボイスで請求書を受領することで、請求書の受取に伴う出社・開封・振分などの作業が不要になるほか、自社システムへの請求書情報の入力作業の削減・効率化にも繋がります。NEC自身も本取り組みの促進により郵送による請求書送付に比べ約3割のコスト低減を見込んでおります。
「KMD Connect」について
「KMD Connect」は欧州で15年以上の提供実績を持つクラウド型の電子請求サービスです。販売・会計領域などの基幹システムと連携することで、デジタルインボイスの送受信やPDF形式の電子請求書を送付することができます。
NECは、今後も「クライアントゼロ」として得た知見・ノウハウを「KMD Connect」サービスのご利用提案に活用し販売を促進していきます。また、NECより販売しているERPシステムのEXPLANNERシリーズにおいても、「KMD Connect」サービスとの更なる連携強化を予定しています。
デジタルインボイス(Peppol e-invoice)について
Peppol(Pan European Public Procurement Online)は、請求書(インボイス)などの文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様です。Peppol e-invoiceは、Peppolのネットワークを介して送受信することのできるデジタルインボイスを指します。現在、欧州各国のみならず、オーストラリアやニュージーランド、シンガポールなどの欧州域外の国も含め30カ国以上で利用が進んでいます。
会社情報
- 会社名
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日本電気株式会社
- 住所
- 東京都港区芝5丁目7-1
- 電話番号
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