新たなワーケーション
2024-12-05 09:54:59

農林漁業を活かした新たなワーケーションモデルを発表

農林漁業を活かした新たなワーケーションモデルを発表



農林漁業と都市を結びつける「TUNAGUプロジェクト」が、内閣府「地方創生テレワークアワード」で地方創生担当大臣賞を受賞しました。このプロジェクトは、農林漁業に特化した一次産業ワーケーションを通じて、都市部の人々と農山漁村地域とのつながりを促進し、双方のウェルビーイングを高めることを目指しています。

受賞概要とプロジェクトの概要



この賞は、地域課題を解決するプロジェクトとして高く評価され、和歌山県みなべ町、すさみ町、福井県高浜町、石川県能登町などの地域と連携し、地域特有の活動を展開していることが要因です。

一次産業ワーケーションの経験を通じて、参加者はただ作業を行うだけでなく、地域の実情を理解し、農林漁業に貢献できるようなスキルや存在意義を見出しているのです。その結果、参加者と地域の生産者・事業者の間には「ありがとう」という感謝の言葉が行き交うようになり、強固な関係が築かれています。

プログラムの特徴



TUNAGUプロジェクトは主に三つのポイントがあります。それは、自然と人との繋がり、都市部から地方への移行支援、そして地域での体験を通じた情熱の引き出しです。これらを通し、参加者は新たな価値観や生き方を模索し、地域の活性化に寄与していきます。

具体的な取り組み



各地域での取り組みも特筆すべきポイントです。例えば、和歌山の南高梅の収穫や、福井での海の六次産業化、能登町での伝統文化体験など、それぞれの地域の特色を活かした活動が行われています。このような活動を通じて、地域資源の活用が進み、参加者と地元の人々との関係性がさらに強化されているのです。

参加企業の寄与



TUNAGUプロジェクトは、企業にとっても貴重な機会を提供しています。生産者との意見交換を通じ、企業内文化の改善や新たな視点を得ることで、ウェルビーイングの向上にも寄与しています。これにより、企業は地域課題を解決するだけでなく、自らの成長にもつながるという二重の効果が期待できます。

今後の展望



今後、プロジェクトは三重県尾鷲市と富山県魚津市を新たに加えて活動範囲を拡大していきます。これにより、地域とのつながりがさらに深化し、持続可能なウェルビーイングを実現させることが期待されています。また、企業や団体の「ウェルビーイング経営」にも力を入れることで、地域と社会全体のウェルビーイング向上につなげていく考えです。

代表理事のコメント



代表理事の島田由香氏は、この受賞を「私たちにとって大変名誉ある出来事」と語り、自身の経験から得た自然との関わりの重要性について強調しています。彼女は、TUNAGUプロジェクトを通じて生まれる「自己変容」「気づき」「つながり」が、参加者に重要な気づきを提供していると述べています。

まとめ



「TUNAGUプロジェクト」は、地域課題の解決と人材育成を一体的に実施する画期的なモデルとして、今後も多くの人々や企業に影響を与えていくでしょう。参加者が豊かな経験を得て新たな視点を持ち帰ることで、地域との持続可能な関係が築かれ、最終的には日本全体のウェルビーイングの向上へと繋がるのです。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会
住所
沖縄県南城市知念具志堅36番
電話番号

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