小田原城にて歴史と魅力を紐解くパネル展
歴史的背景をもつ小田原城で、旧芝離宮恩賜庭園の魅力を紹介するパネル展が開催されます。この展示は、特に大久保忠朝と小田原城との深い関係を掘り下げ、その重要性を浮き彫りにします。
開催概要
このパネル展は、2023年9月11日から12月22日までの間、小田原城天守閣の2階で行われます。こちらの展示では、江戸時代初期に作られた「楽壽園」から現在に至るまでの約350年の庭園の歩みを紹介します。来るべき秋のシーズンに、この貴重な機会を逃さないようにしましょう。
- - 開催期間: 2023年9月11日(木)~12月22日(月)
- - 開館時間: 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
- - 特別開館: 9月27日(土)~10月19日(日)の土日祝は午後6時まで延長
- - 休館日: 12月10日(水)
参加費は無料ですが、入館には別途料金が必要です。また、大規模な団体の場合は料金が変動することがありますので注意が必要です。
旧芝離宮恩賜庭園の歴史
旧芝離宮は、1678年に当時の老中、大久保忠朝が作成したもので、元々は「楽壽園」と呼ばれていました。彼は後に小田原藩主となり、これによって小田原城とのつながりが生まれました。
明治時代になると、「芝離宮」と改名され、さらに関東大震災によって多くの樹木や建物が損傷を受けました。その後、1924年には昭和天皇のご成婚記念として東京市に賜与されました。
アクセス情報と入館方法
小田原城へはJR小田原駅からバスや徒歩でアクセス可能です。天守閣は小田原城の中で一番の見どころで、ここで行われるパネル展では、庭園が持つ文化的価値とともに、数世代にわたるその歴史を感じることができます。
- 一般510円、小中学生200円
- 団体料金あり
注意事項
入館時には、人数制限や混雑防止のための対策が講じられています。また、特に週末や祝日は混雑することが予想されるため、事前に訪問時期を検討することをお勧めします。
この特別展を通じて、皆さんが旧芝離宮の歴史や文化、そして大久保忠朝の遺産に触れることを心よりお待ちしております。