受賞したイノベーション
2025-09-05 12:15:19

エア・ウォーター北海道が受賞したサード・ワークプレイス推進賞とは

エア・ウォーター北海道が受賞したサード・ワークプレイス推進賞とは



エア・ウォーター北海道株式会社は、2024年12月に札幌市桑園地区にオープンしたイノベーション施設「エア・ウォーターの森」が、第38回日経ニューオフィス賞のサード・ワークプレイス推進賞を受賞したことを発表しました。この受賞は、単なるオフィスや在宅勤務を越えた新しい働く場所の提供を通じた、創造的で柔軟なアプローチが評価された結果です。

「エア・ウォーターの森」の独自性



「エア・ウォーターの森」は、自社のビルでありながら他社のワークプレイスも提供することで、共創型事業の推進を狙っています。この施設は、都市と自然が調和した空間デザインが特徴であり、職場環境における創造性や柔軟性を高めるために設計されています。さらに、社員が地域社会と連携し、共に価値を創出することを目指し、社内外の交流を生み出すハブとしての機能も果たしています。

日経ニューオフィス賞の概要



「日経ニューオフィス賞」は、日本経済新聞社とニューオフィス推進協会が共催し、毎年特に革新的なオフィス環境を評価するために開催されています。新たに設けられたサード・ワークプレイス推進賞は、現代の働き方に即した柔軟なオフィスモデルを称賛する目的で創設され、その意義が大いにクローズアップされています。

表彰式の模様



2025年9月4日に行われた表彰式には、エア・ウォーター北海道の社長である庫元達也が出席し、この栄えある受賞を喜ばれました。この賞は、地域と共に成長する新しい働き方の象徴として位置付けられています。

エア・ウォーターの森の取り組み



地域共創の場としての機能



「エア・ウォーターの森」は、地域のさまざまな課題を解決することを目指し、オープンイノベーション施設としての役割を担っています。研究機関や大学、地元企業と連携し、新たなアイデアを生む場として機能しています。特に、地域特性を活かした事業創出に力を入れており、クリーンエネルギーや農業・食品関連ビジネスのイノベーションに取り組む姿勢が評価されています。

交流促進のハブ



本施設の独自のポイントは、自社社員が地域の人々や企業との交流をサポートする役割を果たしていることです。261社に上る多様な企業とのマッチングを通じて、新しいビジネスチャンスを生み出す環境が整っています。

施設の各フロアの特徴



ウェルネスフロア



1階には、地域住民が気軽に立ち寄れる公園のようなエリアが広がっており、様々なイベントが開催されています。キッチンラボや多目的ホールは、食や農業の魅力を伝えるための場として利用されています。また、屋上にはルーフガーデンがあり、地域との絆を深めるボランティア活動が行われています。

オープンイノベーションフロア



2階と3階は、大学やスタートアップ企業が入居するスペースとして設計されています。ここでは、知識やアイデアを交換し、社会課題解決に向けた新しいプロジェクトが生まれることを期待しています。

オフィスフロア



4階では、エア・ウォーターグループが集まり、新事業を創出するためにリサーチ・開発に取り組んでいます。これにより、地域の社会的課題に対応する新しいソリューションが模索されています。

持続可能な木造建築



施設は、北海道産のカラマツを100%使用した木造建築であり、CO₂の排出量低減や地域資源の循環の観点からも注目されています。環境性能はBELS認証最高ランクで評価されており、持続可能な社会の実現に向けた革新的な取り組みとして位置づけられています。

まとめ



「エア・ウォーターの森」は、ただのビジネススペースを超え、地域との共創を通じて新たな価値を生み出す場所です。サード・ワークプレイス推進賞の受賞は、その革新性と社会への貢献を物語っています。これからの地域活性化を担う施設として、多くの人々に愛されることが期待されます。


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会社情報

会社名
エア・ウォーター株式会社
住所
大阪府大阪市中央区南船場2-12-8
電話番号
06-6252-5411

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