トランスコスモスがAdaloと提携し日本市場へ本格進出！

トランスコスモスとAdaloがタッグを組む

トランスコスモス株式会社は、米国ミズーリ州を拠点とするAdalo, Inc.と、ノーコード開発プラットフォームに関する独占的な販売総代理契約を結びました。これにより、法人向けのAdalo公式ライセンスがトランスコスモスを通じて日本国内で唯一の窓口で提供されることになります。新設された法人向け申し込みサイトが2023年7月1日に公開され、企業はよりスムーズにAdaloの利用を開始できるようになります。

この契約の締結により、トランスコスモスは既存の「Adalo Full Support Packageサービス」に加え、導入後のサポートも含めたワンストップサービスを提供。つまり、ライセンス契約から導入サポート、さらには問題解決まで、一元的に対応することが可能となります。これにより、企業は時間や手間を大幅に削減し、効率的にノーコード開発に取り組むことが期待されます。

Adaloとはどんなツールか？

Adaloは、世界中で200万人以上のユーザーに利用されている、ノーコードでアプリを開発するためのプラットフォームです。技術的な知識がなくても、ドラッグ＆ドロップの簡単な操作で、画面コンポーネントの組み合わせが可能。Webアプリやモバイルアプリでも同様に、KOA（Keep On Apping）機能を用いて高品質な開発が実現します。また、データベースやAPI連携が直感的にできるため、開発者だけでなく一般ユーザーにも扱いやすい設計がなされています。

近年、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）が進む中、ノーコードツールの需要が急速に高まっています。しかし、海外ツールの導入にあたっては言語やサポート体制に関する障壁が存在していたのも事実です。しかし、トランスコスモスの新しい法人向けサイトを利用することで、初期手続きや費用処理はトランスコスモスが行うため、障壁を取り除くことができます。これにより、企業はよりスムーズにAdaloを導入し、業務効率化に繋げることが可能になります。

サポートの充実

Adaloのライセンスを取得することで、さらに「Adalo Full Support Packageサービス」が利用できるため、企業は製品開発の支援や開発代行などのサポートも受けられます。また、データ保存もトランスコスモスが運営する国内データセンターで施されるため、データ流出のリスクを避けながら安心して利用することが可能です。

Adaloの成長と今後の展望

Adaloは、提供開始から日々機能をアップデートしています。特にユニバーサルパブリッシング機能により、iOS、Android、Webの各プラットフォームに同時にアプリを展開することができるため、開発者にとって大変魅力的な要素です。また、レスポンシブアプリビルダーやAPI経由での多様な接続が可能な点も、開発効率を大いに向上させます。

Adalo, Inc.のCEOであるJames Crennan氏も「日本市場への展開は私たちの目標の一環であり、トランスコスモスとの提携を嬉しく思っています。日本及びアジア全域でのノーコード開発の普及を目指していきます」と、日本市場での成長意欲を示しています。