叡山電車の新プロジェクト
2025-09-26 15:18:01

叡山電車が開業100周年を迎え新たなアートプロジェクトを始動

叡山電車100周年の新たな挑戦



叡山電鉄株式会社は、2025年に開業100周年を迎えるにあたり、京都精華大学と京都芸術大学との連携による新しいアートプロジェクト「未来のえいでん」を開始します。このプロジェクトは、地域の魅力を引き出し、沿線の人々とのつながりを深めることを目的としています。これにより、地域活性化や文化振興を推進し、次の100年に向けての新たな歩みを加速させる取り組みです。

アートプロジェクトの目的


「未来のえいでん」プロジェクトでは、まず叡山電車沿線の独特な文化や歴史に注目しています。学生たちは沿線地域の特性を活かし、アート作品を制作することで、地域の魅力を多くの人に伝えようとしています。具体的には、電車のホームや待合室に作品を展示し、叡山電車を利用する乗客にその魅力を感じてもらう計画です。

両大学の学生は、地域住民や関係者と密に連携し、リアルな地域理解を深めるためにインタビューやフィールドワークを通じた調査を行います。そして、これらのリサーチを基に、作品制作に取り組むこととなります。展示される作品は、各学生の独自の視点で地域を再解釈したものであり、見る人々に新たなインスピレーションを与えることでしょう。

プロジェクトの開催概要


「未来のえいでん」アートプロジェクトは、2025年10月25日から12月7日までの予定で開催されます。会場は叡山電車の各施設であり、作品はすべて無料で観覧できます。ただし、会場までの交通費は別途必要です。また、展示場所の詳細については、公式の特設サイトや配布されるマップで確認できるようになります。

特別出品のアーティストにも注目


さらに、両大学の教員であるアーティスト、中野裕介さんが中心となるチームが新たな作品を発表予定です。こちらは特に注目される出品となるでしょう。彼の作品は、過去の実績を持つ実力派だけあって、期待が高まります。

その他の記念事業も盛りだくさん


叡山電鉄は、このプロジェクトだけでなく、様々な記念事業も実施しています。たとえば、出町柳駅にはカウントダウンモニターが設置され、開業100周年を祝うフォトコンテストや特別な運転体験会など、多くの楽しい企画が用意されています。

叡山電車は、地域の歴史や文化に深く根ざした鉄道です。これを機に、利用者が自分たちの地域を見つめ直し、様々な視点からその魅力を再発見する機会となることでしょう。

「未来のえいでん」を通じて、地域の人々と共に歩む100年の歴史を次世代へとつなげていく叡山電鉄。ぜひこの機会にその旅に出かけ、アートを通じた地域の魅力を体感してみてください。

会社情報

会社名
叡山電鉄株式会社
住所
電話番号

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