茨城県土浦市で開催された日本ハンドボールリーグ第14節の盛況報告

日本ハンドボールリーグ第14節が茨城県土浦市で大盛況

2023年2月10日、茨城県土浦市の霞ヶ浦文化体育館で、第48回日本ハンドボールリーグ第14節が行われました。今回の試合は34年ぶりの茨城県開催となり、毎年の平均来場者数を上回る1,248名を動員し、試合は盛況のうちに閉幕しました。

この日の対戦は、大崎電気オーソル対琉球コラソン。試合開始前から場内は熱気に包まれ、多くの来場者が期待に胸を膨らませていました。特に今井絵理子参議院議員が始球式を務め、彼女の登場が観客を一層盛り上げました。ダンスパフォーマンスを披露したZERO ONE DANCE SCHOOLとのコラボレーションも話題を集め、ハーフタイムの間も盛り上がりが途切れませんでした。

今井議員は沖縄県出身で、元SPEEDのボーカルとしても知られており、その際立った存在感と応援が、来場者の心を掴んだと言えるでしょう。特に子どもたちにとって、憧れの存在と触れ合う機会は貴重であり、彼女の姿を見てハンドボールへの挑戦を夢見たことでしょう。

茨城県はハンドボールの盛んな地域でも知られていますが、残念ながら日本ハンドボールリーグに所属する社会人チームはまだ存在しません。しかし、今回の開催に至った背景には、地域の子どもたちにプロの試合を観戦してもらうという熱い思いがあります。2年前には、「茨城県プロハンドボール設立準備委員会」が立ち上げられ、地域のハンドボール振興に向けた取り組みが進められています。

守谷市や常総市を中心に、強豪のハンドボールクラブが存在し、これらの地域には「子供から中学、高校、大学、プロ、シニア」と続く強化の仕組みがあります。今後、社会人チームの設立に向けて必要な要素が3つあります。それは、一連の強化システム、賛同してくれるスポンサーの獲得、そして専用アリーナの建設です。

最近では、茨城県内でハンドボール講習会を開催し、元オリンピック選手や地元の強豪選手たちが子どもたちに指導する機会が増えています。これにより、プロと直接触れ合うことで、子どもたちの目標が具体的に描かれることが期待されています。

今後、地域のスポーツ環境をより良くするためには、多くの大人たちがサポートし、子どもたちが自分の夢を追える環境を整えていかなければなりません。私たちの活動は皆さんの応援があってこそ成り立っています。引き続きご協力をお願い申し上げます。

今後の展望とサポートのお願い

isc合同会社では、茨城県内でハンドボールチームの設立へ向けた準備を進めています。現在は、合同会社形式での設立を見込み、将来的には株式会社に移行することも視野に入れています。これに伴い、地元の市役所とも協力し、スポーツ振興の一環として取り組んでまいります。地域のご理解と協力が重要ですので、ご興味のある法人の方々にはぜひご連絡をお願いしたいです。

また、霞ヶ浦文化体育館の活用方法も考えられており、練習や試合の場として活用できるように働きかけていく予定です。地域全体でハンドボールを盛り上げ、次世代の選手たちが夢を追い続けられるよう、皆様のサポートが必要です。今後ともよろしくお願いいたします。