新時代の止水対策、CFRP製マグネット式止水板
豪雨による浸水被害の増加が懸念されています。近年、数時間の間に強い雨が降り、浸水の危険性が高まる中で、KTX株式会社が開発した新しい止水板『スーパー止水番2 CX』が注目を集めています。この製品は、業界初となる4m幅の間口を1枚で止水できる仕様となっており、軽量かつワンタッチで設置可能なのが特徴です。
開発の背景
豪雨の頻発
短時間で集中的に降る豪雨は、近年急増しています。例えば、1時間の降水量が80mmを超える「猛烈な雨」の頻度は、1980年代およそ2倍に増加したとのデータもあります。このような状況に対応するため、災害対策の一環として、短時間に簡単に設置できる止水製品の需要が高まっています。
建物のデザイン変化
近年、ビルやオフィスのエントランスが広く設計される傾向にあり、そのため止水板にも広い間口に対応するニーズがあります。より多くの人が利用しやすく、スムーズな物流のために設置が容易な製品が求められています。
特徴と利点
『スーパー止水番2 CX』の最も大きな特徴は、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用したことで、軽量ながら高い剛性と強度を持つ点です。この材質により、従来では2枚必要だった幅広い間口でも1枚で対応が可能になります。これにより、設置の手間も大幅に減少し、多くの現場に応じた柔軟な運用が実現されました。
具体的な性能
- - 設置可能幅: 600mmから最大4,000mmまでの間口を1枚のパネルで対応。
- - 止水高さ: 850mmまで対応可能。
- - 高止水性能: JIS規格で最高等級に相当する性能を持っています。
- - 軽量設計: たったの4.8kgで、女性でも持ち運びしやすい設計です。
この製品は災害時の迅速な対応を求める現場に特に重宝することでしょう。
今後の展望
KTX株式会社では、製品を試行販売中に集めたフィードバックを基に、さらなる改良を進めるとしています。軽量化や設置の簡便さ、保管方法の見直しに加え、第三者機関による認証取得を目指し、性能基準を確立していく方針です。
まとめ
私たちの生活環境が安全であるために、KTXの『スーパー止水番2 CX』は新たな選択肢となるでしょう。豪雨に対する迅速な対策として、ぜひ注目したい商品です。