国際教育プログラムへの支援
株式会社ワールドスキャンプロジェクト(WSP)は、2025年にスイス・ジュネーブで開催される「Four Goods Vision Project」に対して支援を行いました。この国際教育プログラムは、国連欧州本部をはじめとする国際機関や専門家の協力を得て、日本や他国から集まった高校生を対象に、グローバルな課題について学びを深める機会を提供します。
このプログラムでは、参加する生徒たちが気候変動や移民、教育格差、紛争などのSDGsに関連するテーマについて、専門家との直接対話を通じて理解を深めていきます。WSPはその趣旨に賛同し、技術と教育を結びつけ、参加者の学びを多角的に支援することとなりました。
社会課題解決への取り組み
WSPは、次世代型の磁気センサ「JIKAI」の開発を進めることで、社会に貢献しています。「JIKAI」は軽量かつ高感度な磁気測定装置であり、地中に埋まったインフラの検出や文化遺産の保存、不発弾や地雷の探知など、人道的な分野での利用が期待されています。この装置はドローンに搭載できる設計となっており、その可能性を広げています。国連などの国際機関と協力し、人道的支援や地雷除去活動に関する実証プロジェクトを進めています。
教育を通じた若者支援
「Four Goods Vision Project」では、WSPの最新技術や取り組みを紹介するだけでなく、教育面でも重要な役割を果たしたいと考えています。「自ら手で社会を良くする力」を持つ若者たちに寄り添い、学びの場を支える姿勢は、WSPにとっても大きな挑戦です。教育、テクノロジー、人道支援という分野を横断するこのプロジェクトは、WSPと未来を担う世代との新たな共創を生むものとなります。
WSPの今後の展望
今後もWSPは国内外のパートナーと協力し、技術と教育の両方から持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献していきます。私たちの取り組みが次世代により良い未来を築く一助となることを目指しています。教育を通じて子どもたちの選択肢を増やし、彼らがリーダーとして成長していく手助けができるよう、引き続き努力してまいります。
Four Goodsについて
「Four Goods」は、スイス・ジュネーブに本部を置く国際教育NPOであり、「良い自分・良い他者・良い社会・良い未来」という理念のもと、若者たちに社会とつながる機会を提供しています。国連やNGOでの経験を持つメンバーたちが活動しており、若者が課題解決に挑むための力を育むことを目的としています。
企業情報
株式会社ワールドスキャンプロジェクトは、上記のような取り組みのほかにもロボットやドローン、センサなどの研究開発を行っています。2020年に設立され、九州大学、名古屋大学、東京大学などとの共同研究も行っており、常に新しい技術を社会に提供することを目指しています。