日本ダンススポーツの最高峰、第40回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権
2020年11月21日から22日、神奈川県川崎市にあるとどろきアリーナにて行われる「第40回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権」。この大会は、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(以下JDSF)が主催し、全日本チャンピオンを決める重要なイベントです。新型コロナウイルスの影響を受け、無観客で実施されるものの、観客はリモート参加という形でこの熱戦を楽しむことができます。
特設サイトとオンライン配信
手指消毒やマスク着用、そして全選手に対するPCR検査の実施など安全対策を徹底し、YouTubeライブでの中継が予定されています。ファンはSNSを通じて選手とコミュニケーションを取り、応援メッセージやリクエストなども受け付けられます。このようにして、ファンと選手がリアルタイムでつながれる新たな試みが実現しました。競技の模様はスタンダードとラテン二部門にわたり、予選から決勝までの過程を無料で楽しむことができます。
三笠宮杯の歴史
三笠宮杯は1980年に設立され、初回の大会には故三笠宮崇仁親王と百合子妃殿下が臨席されました。以来、毎年続けられ、全国各地の予選を経て選ばれた選手たちによる競技大会としての歴史を築いてきました。親王はダンスの名手としても知られており、ダンスへの造詣が深いことから、この大会への興味関心が高まりました。今もなお、選手たちに夢と希望を与えるイベントとして重要な役割を果たしています。
競技会の概要
- - 大会名: 第40回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権
- - 開催日: 2020年11月21日(土)・22日(日)
- - 開催場所: 川崎市とどろきアリーナ
- - 主催: JDSF
- - 特別協賛: 株式会社ブルボン
- - 後援: スポーツ庁、神奈川県など
注目の選手たち
この大会では、国内外から多くの注目選手が競技に参加します。オレクシーグザー・太田吏圭子組や西村康宏・鳥尾綾香組など、実力派選手たちが名を連ね、彼らのパフォーマンスには大いに期待が寄せられています。また、ユースやジュニアの選手たちも共にトーナメントに登場し、次代のチャンピオン誕生の瞬間をこの目で見ることができるかもしれません。
ダンススポーツの未来
ダンススポーツの普及と発展を願うJDSFは、コロナ禍の中でも「どうしたらできるか」を模索し続けます。選手やファンとのつながりを大切にしながら、新しい形での大会を展開し続け、その魅力を次世代へと伝えていく予定です。
この機会に、ぜひ自宅からでも大会の様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。競技の美しさや選手たちの情熱を感じながら、ダンススポーツの未来を共に育んでいきましょう。