オーラ・ガートランド新作
2024-10-04 14:00:19

オーラ・ガートランドの新アルバム『Everybody Needs A Hero』が示す個の確立

アイルランドのオルタナティブポップアーティスト、オーラ・ガートランドが新しいアルバム『Everybody Needs A Hero』を自らのレーベルNew Friendsからリリースしました。このアルバムは彼女の音楽的冒険における新たな一歩を示すもので、全12曲から構成されています。

先行シングルとして発表された「Little Chaos」や、人気急上昇中の「Late To The Party」(feat. デクラン・マッケンナ)などが揃い、特に親友であるソングライター・ローレン・アキリーナとの共作「Backseat Driver」も非常に魅力的な一曲です。これらの楽曲は、感情豊かで思わず共感してしまうような歌詞とメロディが特徴で、聴く者を引き込まざるを得ないでしょう。

アルバムのテーマは、長い関係の中で自己をどう確立し、どのように自分自身を見つめ直すかという探求の旅です。オーラは、激しい感情の葛藤や内面的な複雑さに触れつつ、ユーモアを交えた表現力で描写しています。彼女は「この音楽は、私がこれまでやってきたことの枠を超えている」とし、自身の成長を明確に感じていることを強調します。

オーラの音楽制作におけるアプローチは、自ら全プロセスに深く関与すること。制作だけでなく、ミキシングやマスタリングに至るまで全てに自分の意見を反映させています。この点が、オーラのインディーレーベルでの活動から来るものだとも指摘されています。彼女は従来のレコード会社からのリリースでは得られなかった自由度を持って、作品を生み出すことができています。

レコーディングは、ロンドンのスタジオとデヴォンのミドル・ファーム・スタジオで行われ、長年のコラボレーターであるトム・スタッフォードとピーター・マイルズとも共にプロデュースされました。デジタルとアナログの両面からインスパイアを受けたサウンドは、オーラの個性を新たに引き出しています。

オーラは14歳から曲作りを始め、その道を歩んできました。彼女のYouTubeチャンネルから多くのファンを獲得し今も大切にしています。また、彼女の初期のEPから現在のスタイルの進化は、作品間で聴くことで明らかに確認できます。非常に個性的でありながら、広い視野を持ったアーティストと言えるでしょう。

2ndアルバム『Everybody Needs A Hero』のリリースを通じて、オーラ・ガートランドはアーティストとしての新たなフェーズを迎えました。彼女が描く音楽は、聴く者に深いインパクトを与え、多くの人々に影響を与えることは間違いありません。これからも彼女の活動から目が離せません。

リリースされたアルバムには、次のトラックが収められています。
1) Both Can Be True
2) SOUND OF LETTING GO
3) Little Chaos
4) Backseat Driver
5) The Hit
6) Simple
7) Late To The Party feat. Declan McKenna
8) Three Words Away
9) Kiss Ur Face Forever
10) Who Am I?
11) Mine
12) Everybody Needs A Hero

オーラ・ガートランドの新たな音楽の旅は、確実に多くのリスナーを虜にし、彼女の存在感を際立たせています。今後の彼女の活動にも大いに注目が集まることでしょう。


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Orchard Enterprises NY, Inc
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