新たな特別休暇制度「ココロ充電休暇」の背景
千葉市に本社を置く株式会社グラヴィティPRは、2025年10月1日より、新たに特別休暇制度《ココロ充電休暇》を導入すると発表しました。この制度は「推し活・スポーツ・ご自愛」という三つの要素から構成されており、社員一人ひとりが自分自身を整える時間を大切にすることを重視しています。各休暇取得時には、1日あたり5,000円の手当が支給され、社員の心身をリフレッシュさせるための支援が行われます。
この制度の背後には、代表取締役である山田佳奈恵氏自身の「25年以上にわたる推し活」や趣味として続けているスポーツ、そしてリラクゼーション時間への信念が根付いています。
社長の推し活から生まれた制度
山田氏は、男子バレーボールチーム「サントリーサンバーズ大阪」の熱心な支持者です。毎年、各地で行われる試合を観戦し、選手たちとの熱い瞬間に心を動かされています。こうした体験が、日々のモチベーションの源泉となり、自己表現や「伝える力」へとつながると考えました。
推し活によって得られる「好きに熱中する力」や「ストーリーテリング力」は、PRの根幹にも深く関わっており、自分のLikesや情熱が、最終的には他者の心にも響くと言います。お客様やチームメイトに対しても、より良い形でコミュニケーションを図るためには、自分自身を先に整える必要があるのです。
運動の楽しさも意識
また、山田氏は趣味のソフトテニスを通じて、運動の影響力に気づきました。身体を動かすことによって、仕事のストレスを一時でも忘れ、集中力や瞬発力、戦略的思考を自然に鍛えることができます。
このような運動の大切さを、会社全体でも意識していきたいとの思いが、《ココロ充電休暇》には込められています。
自分を大切にする時間の意義
さらに、「ご自愛」の時間も重要な要素です。育児や仕事の合間で、マッサージや美容院に行くことは、身体と心を整える時間として非常に大切です。
このような自己への投資ができることで、他者に対しても優しさや思いやりをもって接することができると考えられています。自分を大切にすることが、チーム全体の雰囲気や仕事の質に良い影響を及ぼすと信じて実践しています。
《ココロ充電休暇》の概要
《ココロ充電休暇》は推し活、スポーツ、自分を癒す時間などをバランスよく整え、パフォーマンスを高めることを目的としています。
- - 推し活休暇(心):心の栄養補給を目的。アーティストのライブや展覧会への参加で感性を磨きます。
- - スポーツ休暇(技):運動やスポーツ観戦を通じ、チームワークや瞬発力を養います。
- - ご自愛休暇(体):自主的な心身のリカバリー時間。整体やマッサージなどのケアを重視。
これらは全社員が対象で、年間各1日まで取得可能。特に、社内文化として制度を利用することを積極的に推奨しています。
メンタルヘルスへの取り組み
10月10日の「世界メンタルヘルスデー」に合わせたこの活動は、今なお多くの人がストレスを抱えている現代において、心の健康を重視することの重要性を再認識させるものです。最近の調査によると、約6割の働く人が仕事-relatedなストレスを感じていると回答しています。そのため、企業としてメンタルヘルスへの支援を制度として明確に示し、実施していくことが求められています。
上質な業務のために
「推し活」や運動、自分自身への愛情を奨励することで、結果的に自己肯定感を高め、他者への理解や共感を生む環境を作っているのです。
この制度の導入により、社内においても「自分らしさ」を持ちながら、円滑なコミュニケーションが築かれることを期待しています。
この新たな取り組みが、広報活動の原点であり、働き方の新しい在り方を示していると感じています。
これからの展望
グラヴィティPRでは、今後もこのようなメンタルヘルスの取り組みを拡充させると共に、広報活動を通じて企業の価値を高めていきます。また、正社員が初めて入社したことにより、さらに多様性のあるチーム展開が期待されています。
このような全方位的なアプローチで、「伝える力」に磨きをかけ、企業活動を推進していく所存です。