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日本最大の防衛・安全保障展示会「DSEI Japan 2025」出展者数が過去最高を記録

日本最大の防衛・安全保障展示会「DSEI Japan 2025」の出展者数が過去最高を記録

2025年5月21日から23日まで、千葉県の幕張メッセで開催される「DSEI Japan 2025」が盛り上がりを見せています。この展示会は日本唯一の国際的防衛・安全保障の展示会として知られており、その準備が進む中、主催者側から出展者情報が発表されました。今回は過去最多の450社以上が出展する予定で、特に日本企業の出展が約170社で全体の40%を占めています。

この展覧会は、従来の防衛関連企業に加えて、AI、サイバーセキュリティ、宇宙技術、ドローン、3Dプリンティング、先端素材など、最新の民生技術を持つ企業も参加します。これにより、出展者数や参加者数が飛躍的に増加し、目標参加者数は14,000人を超えると見込まれています。展示会場のスペースも26,500平方メートルと、過去の2倍の広さが確保されており、非常に大規模な開催となります。

「DSEI Japan 2025」のテーマは「先端技術によるインド太平洋地域の安全保障の強化」。各国の防衛調達担当者や専門家たちが一堂に会し、互いの技術を学び合う場になります。また初めて参加する企業も多く、その中にはドローン技術を持つ株式会社テラ・ラボや、人工知能分野の株式会社Preferred Networksなどが名を連ねています。

特に注目すべきは新設される「Newcomer Zone」で、新興企業が集結するこのエリアでは、先端技術のデモンストレーションが行われます。これにより、日本のスタートアップ企業が持つ技術革新を広く知らせることが期待されています。

さらに、次世代戦闘機の開発プロジェクトである「グローバル戦闘航空プログラム（GCAP）」に関する特設ブースも設置されます。日本航空機産業振興株式会社（JAIEC）をはじめとした多くの企業が参加し、最新の開発情報が紹介される予定です。これに伴い、各国の政府関係者や専門家が、経済安全保障やサプライチェーンについて活発に議論し、パネルディスカッションやセミナーも数多く開催される見込みです。

DSEI Japan 2025は、防衛・安全保障ビジネスに興味がある企業、団体、官公庁、メディア、大学など様々な参加者が集まる重要なイベントとなります。来場希望者は事前に公式ホームページから登録を行い、参加を確認する必要があります。入場は無料ですが、円滑な運営のために一部の審査が行われることにご注意ください。

このように、DSEI Japan 2025は技術革新と国際交流の重要な場となり、地域の安全保障の向上を目指しています。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。