ミサワホームの斬新な住まいと保育空間デザインが評価される
2023年に開催された第18回キッズデザイン賞において、ミサワホーム株式会社は戸建住宅と保育空間に関する優れたデザインで受賞の栄誉を得ました。特に注目を集めたのは「SMART STYLE Roomie」の大屋根タイプと平屋蔵タイプ、それに加え、ミサワホーム総合研究所と早稲田大学の共同プロジェクトによる「子どもの身体活動からみた園庭園舎デザイン検証プロジェクト」です。これにより、ミサワホームは18年連続の受賞を達成し、累計では68点となります。
受賞された住宅の特徴
今回の受賞作品である「SMART STYLE Roomie」は、特にミレニアル世代の共働き家庭を意識した設計がなされています。
大屋根タイプの魅力
大屋根タイプでは屋根の形状を活かした開放的なリビング空間が提供されています。1階には家族が集うリビングがあり、2階には「マルチコモンズ」と呼ばれる多機能スペースが広がっています。この設計により、家族が互いの存在を感じながらも、自由に活動できる環境が整っています。また、防犯対策を考慮した中庭「エントランスガーデン」により、子どもたちが安心して外で遊ぶことができる設計となっています。
平屋蔵タイプの特徴
一方、平屋蔵タイプは広々としたLDKと外部空間がスムーズに繋がっており、家族のふれあいを促進する設計です。各自の仕事や趣味に適したスペースを用意しつつ、効率的な収納計画や家事の動線を考慮した設計により、日常生活のクオリティを高めています。
保育園プロジェクトの意義
受賞対象の一つである「子どもの身体活動からみた園庭園舎デザイン検証プロジェクト」は、保育園の環境が子どもたちの行動に与える影響を分析したものです。このプロジェクトでは新しい園舎のデザインが、子どもたちの身体活動をどのように促すかが研究されました。特に悪天候時の活動量が減少しがちな問題に対し、遊戯室や廊下に体を動かす仕掛けを取り入れることで、改善することに成功しました。
ミサワホームの未来への貢献
ミサワホームは、これらの受賞を通じて、子どもたちやその家族が快適に過ごせる住環境を提供するという意義を再確認しました。企業として、「心の拠りどころ」となる住宅の設計を追求し、今後も子どもを育む環境づくりに積極的に取り組んでいく方針です。家族が安全で安心な生活を送るための創造的な住空間が、これからの時代には欠かせない要素となってくるでしょう。
ミサワホームの経験と知見を基に、より良い未来を築くための社会貢献へとつなげていくことが期待されます。