Archetype Venturesの新たな挑戦
Archetype Ventures合同会社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」の2026年度実施予定先として採択されました。このプロジェクトは、大学の研究シーズと経営人材との新たな出会いを創出し、スタートアップの成長を促進することを目的としています。事業は2026年8月から2028年3月までの期間で行われ、探索起点型EIRモデルが核心となります。
プログラムの目的
MPMは、大学発スタートアップの経営人材を探し出し、発掘・育成を行うことを目的とした事業です。日本の大学には優れた研究シーズが存在するものの、それを実行に移す経営人材の不足が、スタートアップの創出を妨げる要因となっています。これまでのマッチングは「シーズありき」であり、経営人材の動機に基づくマッチングは限られました。この状況を打破するため、Archetype Venturesは「人がシーズを探しにいく」という新しい仕組みを採用しようとしています。
「探索起点型EIRモデル」による支援
本事業の主な取り組みは、次の3つです:
1.
探索起点型EIRの導入
経営人材候補であるEIR(Entrepreneur in Residence)が自らの興味や専門性を基に、全国の大学の技術シーズを探索します。このプロセスを設計し、月次面談などで伴走します。
2.
VC実務を通じた育成
EIR候補者は、Archetype Venturesのキャピタリストのサポートを受けながら、案件のソーシングやリサーチなどの実務に関与します。このことで、実践的な事業評価や構築の視点を身につけます。
3.
イグニッションチームによる伴走支援
専門人材と連携して「イグニッションチーム」を結成し、シーズとの関係構築から経営の意思決定、さらにはその後の成長を支援します。
EIRと技術シーズの募集開始
今回の事業開始に伴い、経営人材(EIR)の募集を行います。起業やスタートアップへの参画に興味のある方は、経歴に関わらず応募可能で、副業としての参加も認められています。このほか、技術シーズの事業化を目指す大学や研究者からの相談も幅広く受け付けています。
まとめ
今回のプロジェクトは、経営人材不足という長年の課題に取り組む新たな試みであり、地方の大学や研究機関にも大きなチャンスをもたらすと期待されています。Archetype Venturesの福井俊平代表は、起業を志す方が自らの関心を起点にシーズを探し、共に成長につながる出会いを楽しみにしています。
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