新たなネーミングライツ
2021-10-20 14:00:07

神戸大学と木村化工機が協定締結!ネーミングライツの新展開

神戸大学と木村化工機、ネーミングライツ協定を結ぶ



神戸大学が木村化工機と新たなネーミングライツ協定を締結しました。この協定は、神戸大学の教育研究環境の向上を目的として進められたもので、特に2021年から2024年にかけて、同大学の「工学研究科教室棟2階 LR203教室」と「先端膜工学研究拠点1階 エントランス」が木村化工機の名称を冠することになります。

ネーミングライツ制度の導入



神戸大学では、財源確保の手段として2018年2月からネーミングライツ制度を導入。今回の協定は、これまでに7例目、8施設目の締結となります。近年、国からの運営費交付金が削減され、その影響で国立大学の運営環境は厳しさを増しています。そのため、外部資金の調達がますます重要視される中、今回の協定締結は大きな意味を持つものといえるでしょう。

木村化工機の技術力



ネーミングライツ・パートナーとして選ばれた木村化工機は、プラントエンジニアリング分野において高い技術力を誇る企業です。特に、省エネルギー技術においては業界トップクラス。創業から90年以上、様々な事業者の製造活動を支えてきた実績があります。

彼らは、地球温暖化の問題やSDGs(持続可能な開発目標)に対する対応が求められる中、蒸発および蒸留に関する省エネ技術の確立に注力。化学産業においては40%ものエネルギーを消費している蒸発・蒸留プロセスの効率化が大きな課題であり、木村化工機では、循環型社会を目指した超省エネ型蒸留技術の開発に取り組んでいます。

オープニングセレモニーの実施



この新しい名称が掲げられるにあたり、2021年に締結された協定を記念してオープニングセレモニーが行われます。具体的な日程は10月26日です。これには神戸大学の藤澤学長と、木村化工機の粂取締役が出席し、この協定の重要性や今後の期待について語る予定です。

  • - 日時:10月26日(火) 12:00~12:15
  • - 場所:神戸大学六甲台第2キャンパス工学研究科先端膜研究拠点エントランス
  • - 所在地:神戸市灘区六甲台町1-1

未来に向けたコラボレーション



神戸大学と木村化工機の連携は、学術研究と産業界の橋渡しを強化するもの。双方の共同研究や人材育成、技術開発など、多岐にわたる分野でのコラボレーションが期待されています。木村化工機は、自社の技術力を生かし、神戸大学の教育・研究活動に積極的に貢献する意向を示しています。

これからも、神戸大学と木村化工機との関係が進展し、持続可能な社会の実現や新たな研究成果の創出に寄与することに期待が寄せられています。

会社情報

会社名
木村化工機株式会社
住所
兵庫県尼崎市杭瀬寺島2-1-2
電話番号
06-6488-2501

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