世代を超えた交流を生む商店街活性化イベント「大森山王マルシェ」を開催

大森山王マルシェ～スイーツビッグフォレスト～

地域の商店街で行われた「大森山王マルシェ～スイーツビッグフォレスト～」は、地域の子どもたちが中心となり、商店街の活性化を目指したイベントです。このイベントの背景には、核家族化とコロナ禍による人との関わり方の変化がありました。商店街では、無人販売機などの新しい販売形態が普及する一方で、リアルな人のつながりが希薄化しているという課題が浮上しています。

開催の経緯と目的

そんな中、「大森山王マルシェ」は、「お金のやり取りを超えた人と人との交流」という新たな目的を持って立ち上がりました。子どもたちが商店街のスイーツを自分たちで販売することで、地域への関心を深め、世代を超えた交流を育むことが狙いです。これにより、まちの景色を違った視点で見る機会を提供し、商売の楽しさを体験させることができます。

イベントの内容

当日は、事前に参加を申し込んだ12人の子どもたちが集まり、スイーツビッグフォレストを一緒に作りました。作業は13時から開始され、スイーツのカットやPOP作成を行い、14時にマルシェをオープンしました。子どもたちは、自分たちでラップされた商品を声を出して販売し、地域の人々と積極的にコミュニケーションをとりました。

販売された商品は、地元商店街から集めた白団子やワッフルをベースに、様々なトッピングを自由に組み合わせるスタイルで提供されました。フルーツからソースまで多彩な選択肢が用意されており、老若男女を問わず楽しめるメニューが揃っています。