ノバルティスの業績
2024-08-08 19:18:28

ノバルティス、2024年第2四半期の業績を発表し収益を大幅に伸ばす

ノバルティス、2024年第2四半期の好業績を発表



2024年7月18日にスイス・バーゼルで発表されたノバルティスの最新業績報告によれば、同社は第2四半期において前年同期比で売上高を11%増加させ、コア営業利益率も向上しました。ノバルティスは個々の製品の好調を背景に、業績の上方修正を行い、2024年通期のコア営業利益の見通しを引き上げました。

業績の詳細



売上高と利益の成長


2024年第2四半期の売上高は125億米ドルに達し、これは実質ベースで11%の増加です。コア営業利益は47億米ドルとなり、47%の増加を記録しました。また、純利益も32億米ドルとなり、49%増加しました。特にエンレストやケシンプタといった製品が顕著な成長を見せており、それぞれ28%及び65%の増加を達成しました。

コアEPSとフリーキャッシュフロー


さらに、コアEPS(1株当たり利益)は1.97米ドルで、前年同期より21%の増加を示しています。この好調により、2024年上半期のフリーキャッシュフローも前年同期に比べ40%増の46億米ドルとなりました。

主要な研究開発の成果


ノバルティスは、研究開発の進展も報告しています。ファビハルタはEU、日本、中国で新たに承認され、ルタテラは小児の膵消化管神経内分泌腫瘍に対する適応がFDAに承認されました。また、セムブリックスもFDAにおいて一次治療の申請が受理されるなど、画期的な治療法への期待が高まっています。

CEOのコメント


ノバルティスのCEOであるヴァス・ナラシンハン氏は業績について「第2四半期における11%の増収、40%近くのコア売上高営業利益率を達成することができた。この結果は、米国及びその他の地域においても、主要な成長製品が堅調だったことを示している」とコメントしました。

今後の見通し


好業績を受け、2024年の売上高は一桁台後半から10%台前半の成長を見込んでおり、コア営業利益も10%台中盤から後半の成長率に上方修正されています。今後も米国、中国、ドイツ、日本と国々での成長を優先し、革新的な医薬品の開発に注力していく方針です。

ノバルティスは、患者の生活をより良くするための努力を続けており、研究開発における賢明な投資により、業務運営と株主への還元のバランスを保っていく考えです。最先端の医療を提供することで、約2.5億人の患者に希望をもたらしています。今後の進展にも期待が高まります。


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会社情報

会社名
ノバルティス ファーマ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1丁目23番1号虎ノ門ヒルズ森タワー
電話番号
03-6899-8000

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