合同会社yutoriが「古着女子」を立ち上げ、5ヶ月で10万人のフォロワー達成

合同会社yutoriが「古着女子」をスタート

合同会社yutoriが運営する「古着女子」は、設立からわずか5ヶ月でフォロワー数が10万人を突破し、注目を集めています。このメディアは一切の広告費用をかけずに、脱広告を実現した成功例としても紹介されています。月間のいいね数がなんと50万を超えており、その人気は勢いを増すばかりです。

「古着女子」とは？

「古着女子」は、国内で最も多くのフォロワーを持つ古着情報メディアで、ユーザー主導のイベントやコミュニティを通じて古着文化を提案しています。過去には音楽ライブやフリーマーケットを楽しむための「古着フェス！」を開催し、参加者同士の交流を促進してきました。2023年6月には、古着との出会いやその背後に隠された物語に焦点を当てたECサービスのリリースを予定しています。さらに、将来的にはアメリカやヨーロッパ、アジアなど、様々な地域で集めた古着を展開していく計画も進行中です。

設立への想い

このプロジェクトのCEOである片石氏は、「古着女子」を個人の趣味からスタートさせましたが、その後この文化に大きな可能性を感じ、設立を決意しました。彼によれば、私たちにはそれぞれに特有の“好き”があり、それをSNSを通じて表現することが出来ます。しかし、SNSの普及に伴い、「好きなことで生きていく」という価値観が強調されている今、自分の小さな“好き”が軽視されがちだとも感じています。だからこそ「古着女子」は、自分のこだわりや趣味を大切にする人々が集い、互いに刺激し合える環境を望んでいるのです。

今後の展開とコミュニティ運営

今後の展開としては、2023年6月にECサービスのリリースを行い、その後はメディアと連携したポップアップショップの出店を進めていく予定です。「古着女子」は、ネット通販だけでなく、リアルなコミュニティの運営にも力を入れ、古着を通じて新たな出会いを促進していくと述べています。特に、古着の聖地ともされる下北沢エリアを活用し、ただの流行ではなく一つの文化を形成していきたいとの意向です。

出資者たちの期待

出資者からも多くの期待が寄せられています。例えば、株式会社エウレカの創業者である赤坂氏は、古着女子のファンとの強いつながりを大切にする姿勢を評価しています。また、株式会社クラウドワークスの元CFOである佐々木氏は、個人の発信力を高めることが重要であるという視点から、今後の挑戦に期待を寄せています。さらに、ヘイ株式会社の社長である佐藤氏は、古着を通じたコミュニティの形成が新しい時代の潮流になると指摘し、特にデジタルネイティブ世代が主導するこれからの提案に大きな期待を寄せています。