工事ロイドで変革
2024-08-06 09:48:11

AI自動見積システム「工事ロイド」が大阪王将の店舗展開を革新

大阪王将がAIで店舗工事を革新



大阪王将は、店舗の新規開設や改装工事において、AI自動見積査定システム「工事ロイド」を導入しました。このツールの活用により、同社は工事費用を大幅に削減し、効率的な業務運営を実現しています。

導入の背景



同社は直営店だけでなく、フランチャイズ店(FC店)の展開も行っています。しかし、FC店の工事については、特定の地元業者に依存しているため、複数業者からの見積もり比較が行われず、適正価格の把握が困難でした。これが工事発注の透明性を欠く要因となっていました。

また、オーナーからの見積精査の要求に対しても、本部には地方ごとの市場価格情報が不足しているという課題がありました。このような背景から、「工事ロイド」の導入が決定されたのです。

大幅な費用削減



「工事ロイド」は複数のFC店の工事見積もりを分析した結果、工事費用には5%から7%の削減の余地があることが確認されました。この結果を元に実際の見積もり業者との交渉を行ったところ、10%もの費用削減が達成されました。さらに、査定にかかる時間も大幅に短縮され、業務がよりスムーズに進行できるようになったのです。

AIのメリット



「工事ロイド」を導入することで、査定業務が個人の経験に依存しなくなり、業務の属人化が防止されます。これにより、今後もさらなる工数削減が期待されます。近年の資材費や労務費の高騰という厳しい環境の中で、効率的な投資が求められるため、同社は「工事ロイド」を用いて出店費用の圧縮を図り、新規出店を強化していく方針です。

将来の目標



今後、AIを利用した自動見積査定で収集したデータを基に、工事費用の統一化を進め、大阪王将のFC店における工事を一括で受注することで新たな収益モデルの構築を目指します。このようにして、同社の店舗展開を支えつつ、オーナーの安心感にも寄与するシステムの構築を目指します。

大阪王将のコメント



大阪王将の担当者は、「FC店における工事業者の発注と金額管理はオーナーの裁量に委ねられていることが多かったが、今回の工事ロイドの導入により、より専門的な管理が可能となった」と語ります。このシステムは「手間削減」「費用削減」「適正単価」といった要素を提供することで、オーナーの安心にもつながっています。

「工事ロイド」とは?



「工事ロイド」は、AIによる機械学習を活用し、工事の適正価格を査定するためのソフトウェアです。73万以上の型番を網羅したデータベースを持ち、最新の部材の卸値を常に更新しているため、具体的な工事見積もりを行う際に非常に効果的です。その機能には、適正価格での工事業者手配も含まれています。

株式会社THIRDについて



株式会社THIRDは、東京都新宿区に本社を構え、不動産や建築業界向けにAI技術を活かしたDXソリューションを提供しているスタートアップです。2015年に設立され、工事のコスト削減を目的としたコンサルティングを行っています。今後も業界に革新をもたらす技術を提供し続けることでしょう。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社THIRD
住所
東京都新宿区四谷4-25-13濱庄ビル2階
電話番号
03-6274-8031

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪府 枚方市 大阪王将 THIRD 工事ロイド

Wiki3: 大阪府 枚方市 大阪王将 THIRD 工事ロイド

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。