新理念策定で未来を切り開く
2025-05-01 13:34:22

放課後NPOアフタースクールが新理念を策定、子どもたちの未来を見据えて活動を拡充

放課後NPOアフタースクールが新たな理念を策定



特定非営利活動法人の放課後NPOアフタースクール(以下、アフタースクール)は、組織設立から15年を迎える中、活動の基盤である理念を刷新しました。代表理事の平岩国泰氏を中心に、全国の地域や様々なステークホルダーとの連携を深め、子どもたちの居場所支援に注力していくという方針を示しています。この新しい理念の背後には、社会の変化やその影響を受けた教育現場の課題があります。

私たちの使命とビジョン



新たに策定されたミッションは、「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに」となりました。この理念は、子どもたちが放課後に自由にやりたいことを選び、夢中になって挑戦できる環境を整えることを目的としています。放課後は、子どもにとって自らの可能性を探る貴重な時間であり、その時間をより良いものにしたいと考えています。

また、アフタースクールが目指す社会のビジョンは「子どもたちが、今も未来も幸せに」です。子どもたちが持つ「生き抜く力」を育むことが、その先の未来に幸福につながると確信しており、子どもと大人が対等に幸せを感じ合う社会の実現を目指して活動を進めていきます。

理念策定の背景



設立以来、アフタースクールは放課後の居場所を確保し、子どもたちの豊かな成長を目指して運営を行ってきました。しかし近年、学童保育の不足や体験機会の格差といった放課後に関わる課題が深刻化しています。それらの解決に向けて、私たちは新しい理念の策定を行い、組織全体で共通のビジョンや目標に向かって進むためのプロセスも重要視しました。

未来マップとその意義



2022年2月から始まったプロジェクトの中で、私たちはこれからの社会が求める放課後の形を考え続けました。外部の専門家とともに「Theory of Change」を取り入れ、1年8ヶ月をかけて「未来マップ」を作成しました。これにより、目指すべき社会やアフタースクールが果たす役割を明確にし、内部での意見交換やコミュニケーションも活性化しました。

特に新理念の策定時には、団体内の意見を集めるためのアンケートを実施し、多くの職員が持つ願いを反映させました。このような丁寧なプロセスを経たことが、理念に込められた思いや背景を強化しています。

経営戦略と事業計画の発展



理念の見直しにあたって、経営戦略の策定も併せて進めています。私たちは、目指す社会像を明確化し、それに基づいて解決すべき課題や具体的な事業計画を策定しています。新たに「全国子ども居場所支援事業」や「ファンドレイズ事業」の設立も予定し、社会全体への働きかけを強化していきます。

皆で築く未来



アフタースクールは、放課後の場づくりを通じて子どもたちの幸福に寄与し、持続可能な形で社会の変革を目指していきます。今後もイベントや啓発活動を通して、子どもたちをサポートしていくための情報発信を行い、全国の皆様とのつながりを大切にしながら、自らの使命を果たしていく所存です。

今後、活動や参画の方法を知りたい方々には、定期的に開催する活動紹介イベントへの参加を呼びかけています。子どもたちが幸せな未来を手に入れるために、共に力を合わせていきましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール
住所
東京都文京区本郷1丁目20−9 本郷元町ビル 5F
電話番号
03-6721-5043

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