日本初のイーサリアム技術者カンファレンス「Hi-Con 2018」
国内で初めてのイーサリアム技術者会議「Hi-Con 2018」が、2018年11月10日に慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催されます。このイベントは、仮想通貨やブロックチェーン技術の開発者、エンジニア、企業関係者が一堂に集まる場となり、イーサリアムを中心とした技術交流や情報発信の重要な機会となります。
イーサリアムの重要性と背景
イーサリアムは2015年に公開され、その後、様々なプロジェクトや企業にて積極的に利用されています。特に、分散型アプリケーションの基盤としての役割を果たし、金融以外の多くの分野でも応用が期待されています。日本は仮想通貨の最大の市場の一つですが、その背後にあるブロックチェーン技術を支える技術者は少ないのが現状です。そこで、Hi-Etherというコミュニティが立ち上げられ、このカンファレンスを主催する運びとなりました。
カンファレンスの内容
「Hi-Con 2018」では、国内外のイーサリアム及びブロックチェーン技術に関わる専門家を招き、技術的なトピックにフォーカスした様々なセッションが行われます。参加者はテックトークやワークショップを通じて、最新の技術動向を学び、情報を共有することができます。特に注目すべきは、参加者自身が技術を実践しながら学び合うことができる場が提供される点です。
また、学生の参加を促進するために、特別な割引制度が導入され、このシステムは実際にイーサリアム技術を活用して開発されています。具体的には、分散型IDシステムであるuPortを利用し、学生の証明書をオンラインで発行する仕組みが導入されています。これにより、学生は手軽に割引を享受できるようになります。詳細は、学生証明システム専用サイトを通じて発行した割引コードで確認できます。
開催概要
「Hi-Con 2018」は、以下のような概要で行われます。
- - 名称: Hi-Con 2018
- - 主催: Hi-Con 2018 実行委員会/Hi-Ether Japan
- - 会期: 2018年11月10日(土)10:30 ~ 18:45(9:30 受付開始)
- - 会場: 慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館・藤原洋記念ホール
- - 住所: 〒223-0061 神奈川県横浜市港北区日吉4−1−1
Hi-Etherについて
「Hi-Ether」は2017年に発足したエンジニア中心のコミュニティで、急速にメンバーを増やしており、今では日本最大のイーサリアム関連の技術者コミュニティとなっています。オンラインフォーラムやオフライン勉強会が活発に行われ、技術者同士の交流の場として機能しています。
詳しくは、公式ウェブサイトやTwitterを通じて情報をチェックできます。
今回のカンファレンスは、単に技術を学ぶだけでなく、参加者同士がつながり合い、技術の実装を通じて、イーサリアムに関する知識を深める絶好の機会となるでしょう。これからの技術者たちにとって、革新的な技術が交流・学習できる場である「Hi-Con 2018」は見逃せないイベントです。