新たなジャパニーズウイスキー
2025-04-29 14:05:23

日本酒蔵が生み出す新たなジャパニーズウイスキーの幕開け

日本酒から進化した特別なウイスキー



栃木県小山市に位置する西堀酒造株式会社。この酒蔵は1872年から150年以上にわたり、日本酒の造りに専念し、長年培った技術と哲学を持っています。近年、彼らはその造酒技術を生かし、新たにウイスキー作りに挑戦することを決定しました。2022年から始まったこのプロジェクトには、多くの希望と期待が寄せられています。

そして今、彼らの新たな挑戦の一環として、特別な樽で仕上げた3年熟成ウイスキーが初めて市場に登場します。このウイスキーは、クラウドファンディング限定で提供され、2025年10月以降に出荷予定です。

特別な樽で仕上げられた多彩なウイスキー



今回リリースされるウイスキーは、3種類の貯蔵樽を使用して仕上げられます。コニャック、ピノ・デ・シャラント、シャンパンの3種類の樽で熟成されたそれぞれのウイスキーは、優れた個性を引き出しています。

Type.A コニャック樽フィニッシュ


このウイスキーは、フランスのコニャック地方から届いたオールド樽を使用しています。樽は、コニャック特有の芳醇なスパイスやドライフルーツの香りをウイスキーに移し、重厚でありながらエレガントな後味を生み出します。この仕上がりは、ウイスキーファンの心を捉えるでしょう。

Type.B ピノ・デ・シャラント樽フィニッシュ


希少なピノ・デ・シャラント樽を用いたこのウイスキーは、濃厚な果実ジャムやカラメルの香りが特徴です。これにより、ウイスキーに華やかさが加わり、味わいに奥深さが生まれます。バランスの取れたこのウイスキーは、食事と合わせるのにも適しています。

Type.C シャンパン樽フィニッシュ


シャンパンの熟成樽を用いたこのウイスキーは、柑橘系の香りやトーストのような軽やかさが引き立っています。口当たりは滑らかで、上品なエレガンスが感じられます。特別な樽の影響を感じられる一杯となるでしょう。

これら3種は、いずれもヨーロッパの酒文化の豊かさを体現しており、シングルモルトのファーストリリースとして限定数量で提供されます。この日本酒の深い伝統が生んだ新しい個性のウイスキーは、ぜひ一度試してみていただきたい逸品です。

日本酒蔵ならではの独自の技術



西堀酒造がウイスキーに持ち込む日本酒の技術は、彼らの強みでもあります。具体的には、清酒酵母を100%使用した発酵技術や、酒米から生まれる吟醸粉をグレーンウイスキーの原料として利用する方法です。このようにして、伝統的な酒造りの精緻なノウハウをウイスキー製造に応用しています。

更に彼らは、四季の寒暖差を利用した貯蔵や、気候・環境に応じた熟成を行い、ウイスキーの個性を引き出しています。このような手法により、西堀酒造は他のウイスキー製造者には真似できない独自の味わいを生み出すことに成功しているのです。

クラウドファンディング期間について



このウイスキーを手に入れるためのクラウドファンディングは、2025年3月21日から4月30日までの期間で行われます。目標金額は500万円で、すべての資金はウイスキー製造に必要な洋樽の調達費に使われます。このプロジェクトは「All or Nothing」形式で、目標金額に達しなければ資金は返金されます。

日本酒の伝統を受け継いだ新たなジャパニーズウイスキーの第一歩として、ウイスキーファンの皆様と共にその魅力を体験できることを心から楽しみにしています。詳しい情報は、以下のURLをご覧ください。

クラウドファンディングプロジェクトページ


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会社情報

会社名
西堀酒造株式会社
住所
栃木県小山市粟宮1452
電話番号
0285-45-0035

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