NTTビズリンク、映像コミュニケーションサービスに録画機能を追加し利便性向上

NTTビズリンクが提供する新しい録画機能

ビデオ会議接続サービスで5年連続シェア1位を誇るNTTビズリンクが、映像コミュニケーションサービス『SMART C&C』に新たに録画機能『Smart REC』を追加しました。この機能により、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待されています。

SMART C&Cの概要

『SMART C&C』は、テレビ会議システム（H.323）をはじめとして、PC、タブレット、スマートフォンなどのデバイス、さらにはSkype for BusinessやWebブラウザーを通じてアクセス可能なクラウド型の映像コミュニケーションサービスです。新たに導入された『Smart REC』機能により、会議や研修の模様を録画し、あとから視聴できるようになります。特に対面での参加が難しい場合でも、社員が迅速に情報をキャッチアップできる環境が整いました。

録画機能の導入効果

社員研修のアーカイブ化

多くの企業が社員研修や教育プログラムに映像コミュニケーションツールを活用しており、外部講師を招いた研修やコンプライアンス研修なども一般的です。しかし、受講できなかった社員に対して再度研修を行うのは効率的とは言えません。『Smart REC』を利用することで、研修を録画しておけば、新たに加わった社員や視聴できなかった社員も後日視聴可能となります。このシステムにより、研修担当者は講師を再招待する手間が省け、より効率的に高品質な研修を行えるようになります。

面接や評価面談への活用

映像コミュニケーションツールは面接や評価面談でも広く利用されています。『Smart REC』を使って面接を録画しておけば、参加できなかった人事部のメンバーや関連部署も面接の内容を映像で確認でき、人物評価をより公正かつ正確に行うことが可能になります。人材確保が重要な状況においては、報告書だけでは分からない「人となり」を映像で伝えることができます。

議事録としての利活用

営業会議など定期的に開催される会議も、全メンバーが出席することは難しい場合があります。従来は議事録を作成し、各メンバーに配布していましたが、それにも手間がかかります。毎回の会議を録画しておくことで、欠席したメンバーも後から同じ情報をもとに議論に参加しやすくなり、円滑なコミュニケーションが実現します。

SMART C&Cの未来

新しい『Smart REC』機能は、映像コミュニケーションの可能性をさらに広げるものです。NTTビズリンクは、顧客のニーズに応え、その声を反映させて、新たな機能をSMART C&Cに導入していく計画です。今後も日本企業の日々の業務を支える総合的なコミュニケーション基盤を目指し、さらなる進化を遂げていくことでしょう。これにより、ビジネス環境における新たな働き方が具現化されることが期待されています。