沖島での鮒ずし作り体験クルーズ2025
滋賀県の美しい自然の中に位置する沖島。この地で行われる『鮒ずし作り体験クルーズ2025』は、地元の郷土料理「鮒ずし」を学びながら作る貴重な体験が魅力です。
琵琶湖汽船株式会社が主催し、2025年の7月に行われるこのイベントは、朝9時に大津港を出発し、鮒ずしの作り方を学べるDVDを視聴した後に沖島へ向かいます。このクルーズは、ただの観光ではなく本物の体験を提供することを目的としています。
鮒ずしとは?
鮒ずしは弥生時代から伝わる滋賀県を代表する郷土料理です。主に琵琶湖に生息するニゴロブナを使用し、塩漬けした魚をご飯に漬け込んで発酵させて作ります。そのユニークな製法と風味から、1998年に滋賀県の無形民俗文化財に指定され、2023年には国の登録無形民俗文化財にも登録されました。沖島の鮒ずしは特に人気があり、地元の食文化を深く体験する絶好の機会です。
クルーズの詳細
この体験クルーズは、2025年の7月に以下の日程で運航されます。
- - 7月3日(木)
- - 7月6日(日)
- - 7月9日(水)
- - 7月12日(土)
- - 7月15日(火)
- - 7月18日(金)
- - 7月21日(月・祝)
大津港から沖島までの約1時間20分の船旅を経て、島に上陸後に沖島漁業協同組合の漁師さんの指導の元、漬け込み作業を行います。作業は半日かけて実施され、自宅に持ち帰った鮒ずしは晩秋まで保管しておくことができます。
参加者は漬け込み作業を事前に学ぶ時間があり、DVDを視聴した後、漁師たちの丁寧な指導のもと、実際に手を動かして体験します。これにより初心者や一人参加の方でも安心して楽しむことができます。
参加条件と料金
参加費は以下の通りです。
- - 大人(中学生以上)3,600円
- - 小人(小学生)1,800円
- - 材料費(1樽)27,500円
- - 樽容器代(必要に応じて)1,500円
- - 昼食島弁当(希望者のみ)1,600円
- - 樽保管料(希望者のみ)6,500円
昼食は沖島で獲れた新鮮な湖魚や野菜を使用した手作り弁当が提供されます。
申込方法と期間
申込みはWEBまたは往復ハガキで受付を行い、期間は2025年5月8日〜5月31日です。WEBでは5月8日の10時から申し込みが開始し、5月31日の23:59に締め切ります。定員には限りがあるため、申込者多数の場合は抽選となります。結果については6月3日以降に順次連絡が行われます。
まとめ
今回は、滋賀県沖島での鮒ずし作り体験クルーズをご紹介しました。このクルーズは、美しい琵琶湖の自然と歴史、そして地元の味を体験することができる素晴らしい機会です。自然とともに文化を学び、持続可能な社会への貢献の一環として、ぜひ皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。 や{