Microsoft 365を活用したセキュリティ運用の最適化
2024年7月10日に開催されたウェビナー『増大するセキュリティ運用の負荷を「Microsoft 365」の有効活用で最適化する方法』の再放送が決定しました。このセミナーは、クラウドとオンプレミス環境が混在するハイブリッドIT時代におけるセキュリティの重要性を再確認し、Microsoft 365を利用した対策法について深掘りする機会です。
ハイブリッド環境におけるセキュリティリスク
リモートワークの普及と共に、Microsoft 365などのクラウドサービスを導入する企業が増えています。しかし、異なる環境間の境界が複雑化することで、かえって新たなセキュリティリスクが生じることも問題視されています。特にサイバー攻撃や内部不正によるデータ流出の危険性は高まっており、企業は多層防御型の対策を講じる必要があります。
この多層防御型のアプローチは、複数のセキュリティ製品やサービスを組み合わせることで実現するものの、運用現場には膨大なデータの管理負荷がかかっています。例えば、アラートの重要度判断の難しさや、常時監視体制の整備に関する課題が浮き彫りになっています。こうした課題に対して、セキュリティ製品群の運用法を正しく理解することが重要です。
Microsoft 365 Defenderとその機能
Microsoftは長年にわたりサイバーセキュリティの研究に取り組み、多くのセキュリティ機能をMicrosoft 365に搭載しています。「Microsoft 365 E3」プランには悪意のあるソフトウェアを検出する「Microsoft Defender」があり、最新の脅威情報の収集を行うことが可能です。さらに「Microsoft 365 E5」プランでは、ゼロトラスト・セキュリティを実現するための高度なセキュリティ機能やデータ管理機能が含まれています。
特に「Microsoft Sentinel」は、セキュリティ人材の不足を補いつつ高度な脅威への対応ができます。これを活用することで企業は、持っているリソースを最大限に活かしながら、セキュリティ対策を進められます。
ウェビナーでの内容とは?
本ウェビナーでは、Microsoft 365を導入した企業の情報システム部門やセキュリティ運用担当者を対象に、ライセンスごとのセキュリティ製品やサービスを分かりやすく整理し、その活用方法について解説します。また、Colorkrewが提供する「Microsoft 365セキュリティ支援」サービスの詳細も紹介され、独自の脅威検知機能を含む運用方法について説明されます。
このセミナーは、セキュリティベンダーや製品の統合に関心がある方や、運用コストを削減したい方にもとても価値ある情報となるでしょう。ぜひ参加して、自組織のセキュリティ対策を強化する方法を身につけてください。
主催情報
本セミナーは、株式会社Colorkrewが主催し、株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が協力しています。参加希望者は公式サイトからお申し込みいただけます。
継続的に有益なウェビナーを開催する予定のマジセミでは、過去のセミナー資料や新しいセミナーの情報も随時更新されていますので、チェックしてみてください。