平松建築のYouTubeチャンネルが1億回再生を達成
住宅業界で新たな情報発信の形を築いている平松建築株式会社が運営するYouTubeチャンネル「職人社長の家づくり工務店」が、驚異の総再生回数1億回を突破しました。この成果は、ただの数字ではなく、より多くの人々が「正しい家づくり」への理解を深めたいと望んでいることの証です。
平松建築は、静岡県磐田市に本社を置く企業で、代表取締役の平松明展氏は早くから住宅業界に携わり、19歳で大工としてのキャリアをスタートしました。この間に、100軒以上の解体や修繕現場を経験し、住宅に関する深い知識を手に入れました。彼の目標は、専門的な知識が一般の消費者に届きにくいという住宅業界の課題に立ち向かうことであり、その結果、2016年5月21日にYouTubeチャンネルを開設しました。
チャンネルでは、彼自身の現場での経験をもとに、住宅の選び方や工事の裏話などを分かりやすく解説。登録者数は21.6万人を超え、公開された動画は1,401本に達しました。これにより、専門家から一般消費者まで多くの視聴者が心をつかまれています。
住宅業界の情報格差解消へ
このチャンネルの立ち上げ当初は、専門的な情報が一般に浸透しにくく、消費者への情報格差が大きな障害となっていました。平松氏は、視聴者が知りたい情報を中心に企画を展開し、業界の常識や実際の施工事例を紹介。その内容を「住宅情報の完全版」として再構築した結果、視聴回数は前年対比で20倍以上増加しました。視聴者からも「家を建てる際の注意点を学べた」「具体例がわかりやすい」と高評価を受けています。
特に、2022年にチャンネル名や内容を一新し、視聴者の「知りたいこと」に合わせた発信を強化したことで、人気動画も多く生まれました。中でも「今、新築につけると大後悔!?選ぶ人が減っている残念設備10選」は307万回再生を達成し、大きな注目を集めました。
今後の展望
平松社長は、1億回という数字を『正しい家づくりを知りたい』という寄せられた思いであると受け止めています。今後は2030年までに登録者数100万人を目標に、YouTubeチャンネルを本格的なメディア事業へと展開していく計画です。その中で、特に力を入れたいと考えているのが『職人の技術図鑑(仮)』という新シリーズです。これは、全国の優秀な職人や彼らの卓越した技術を紹介することで、日本の住宅業界全体の底上げや職人技術の継承を目指すものです。
平松建築は、現場の知識を基にした信頼のおける情報提供を続けることで、今後ますます多くの人に愛されるチャンネルとして成長していくことでしょう。これは住宅を考える全ての人にとって、非常に価値のある情報源となっています。平松氏の挑戦が、これからの住宅業界にどのような影響を与えるのか、ますます目が離せません。
会社情報
- - 会社名:平松建築株式会社
- - 所在地:静岡県磐田市小立野350-3
- - 設立:2009年2月25日
- - 代表取締役:平松 明展
- - 事業内容:ゼロエネルギー住宅新築、リフォーム工事、土地探し紹介業務
- - 公式サイト:平松建築株式会社
- - YouTubeチャンネル:職人社長の家づくり工務店