岡山の幻の美術館が特別開館!
岡山にある「范曽美術館」、愛好者には「幻の美術館」として知られるこの場所が、2026年に特別公開されることが発表されました。特に興味深いのは、公開期間中に掲げられるテーマ「范曽が敬愛した日本の偉人」です。この特別な試みは、毎年恒例の西大寺会陽に合わせて実施され、来場者には珍しい経験が提供されます。
特別開館の詳細
このイベントは、2026年の2月20日(金)から22日(日)の3日間限定で開催されます。開催時間は10:00から16:00で、入館は15:30まで可能です。入館料は大人1,000円、学生(高校生以上)500円、中学生以下は無料となっています。しかし、駐車場がないため、公共交通機関の利用をお勧めします。最寄りのアクセスは、西大寺バスセンターから徒歩すぐ、またはJR西大寺駅から徒歩17分です。
展示される作品とは
今年の展示テーマは「范曽が敬愛した日本の偉人」。これは、中国の画家范曽が日本の歴史人物を多く描いていることに基づいています。特に、吉備真備、雪舟、犬養毅、岡崎嘉平太といった岡山に縁のある偉人たちの作品が含まれ、観覧者は日本の文化に触れる貴重な機会を得ることができます。予定されている展示作品は合計で42点で、書や画が多く含まれています。
范曽とは何者か?
范曽は1938年生まれの中国人画家で、詩・書・画に優れた三絶の才能を持っています。彼は下書きなしで生の筆致を生かし、一気に作品を描き上げることで知られています。各国で数多くの展覧会を行ってきた彼の作品は、世界的に高く評価されています。特に人物画においては鬼才と称され、多くのファンを魅了し続けています。
世界で唯一の范曽美術館
岡山市にあるこの美術館は、范曽氏の名を冠した唯一の施設であり、彼の作品を特に集めたコレクションが展示されています。初代館長の松田基は、范曽との深い親交からこの美術館を開設し、現在もその伝統は守られています。美術館のコレクションは120点以上で、特に今回の特別開館では大切に保管されてきた貴重な作品が披露されます。
この機会を通じて、ぜひ日本の偉人を描いた范曽の作品を鑑賞し、彼の芸術を直接感じてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
それに関する詳細な情報は、(公財)両備文化振興財団夢二郷土美術館本館まで、電話086-271-1000でお知らせください。美術館訪問についての案内や、様々な質問に答えてくれることでしょう。皆さまのご来館を心よりお待ちしております。