音楽デジタルディストリビューションサービス「TuneCore Japan」を提供するチューンコアジャパン株式会社は、株式会社第一興商と提携し、DAMの新サービス「ANTENNA!」へのリリース提供サービスとして「ANTENNA! powered by DAM」を開始しました。
この新サービスにより、TuneCore Japanを通じて楽曲配信を行っているアーティストは、業界最大手の業務用通信カラオケ「DAM」への楽曲配信に挑戦できるようになります。これまで、DAMへの楽曲配信は、メジャーレーベル所属のアーティストや一部のインディーズアーティストに限られていましたが、「ANTENNA!」を通じて、より多くのアーティストが自身の楽曲をDAMで歌えるようになるチャンスが生まれました。
「ANTENNA!」は、DAMが運営するサービスで、ネクストブレイク候補アーティストの楽曲をタイムリーかつスピーディーにキャッチアップして配信することを目的としています。毎月厳選された20~30曲が、アーティスト自身が制作したオリジナル音源のままに、カラオケ楽曲としてDAMに配信されます。
「ANTENNA!」のサービス名には、「これから何がはやるのか」、「どの曲が歌われるのか」をアンテナを張り巡らしてキャッチアップするという意図が込められています。
「ANTENNA! powered by DAM」を利用するには、「Video Kicks ビデオ配信サービス カラオケ配信」のサービス内で「ANTENNA! powered by DAM」を選択する必要があります。「Video Kicks ビデオ配信サービス カラオケ配信」は、楽曲をJOYSOUND、DAMの対象機種を導入している全国のカラオケ店舗に配信できるサービスです。
「ANTENNA! powered by DAM」で必要な素材は、「音源ファイル」と「歌詞」の2つだけです。審査通過により配信が決定したリリースのテロップはDAMにより作成されます。その後、楽曲がカラオケ店舗へ配信され、歌えるようになります。
著作権管理楽曲は、カラオケの歌唱に応じた著作権使用料として収益を受け取ることが可能です。著作権管理事業者に信託されていない楽曲は、TuneCore Japanが提供する「著作権管理サービス」から届出申請することで、信託され、収益を受け取ることができます。
TuneCore Japanは、今後もインディペンデントアーティストやクリエイターをサポートするため、様々な機能開発に取り組んでいくとのことです。