SSFF & ASIA 2025特別イベント
2025-06-09 18:17:25

ホラー映画の新たな地平を切り開く!SSFF & ASIA 2025特別トークイベントレポート

2025年5月30日、表参道ヒルズスペースオーで、アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)の特別イベントが開催されました。このイベントには、業界屈指のホラーファンとして知られる俳優・生駒里奈さんと、人気YouTuberの都市ボーイズ・はやせやすひろさんが特別ゲストとして登壇し、ホラーの魅力や作品への思いを熱く語り合いました。

今回のイベントは、SSFF & ASIA 2025に新設された「ホラー&サスペンスカテゴリー」を記念するもので、厳選された11作品の中から特に秀でた4作品が上映されました。これらの作品の中から「最震賞」と呼ばれる栄えある賞が贈られます。

上映された作品は、『茄子の丑』(監督:Chavo)、『撮影/鏑木真一』(監督:仲里依紗)、『ABYSS』(監督:野上鉄晃)、『Twitter』(監督:中村好伸)の四つ。このイベントでは、各作品の特徴とその背後にある制作秘話が紹介され、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

まず、注目を集めた『茄子の丑』について、福本哲生氏は「この作品は、ラストへの導き方が非常に独創的で、視覚だけでなく音響にも深い意味が込められていて感心しました」と評価しました。監督のChavo氏は、作品が観客に強い印象を与えるよう、ホラー要素を駆使して物語のない中でも最後まで引き込む工夫をしたと語りました。すでに心の病を抱える人々の心情が描かれ、多くの共感を呼び起こす作品になっています。

次に紹介された『ABYSS』では、野上監督が「本作は心の深淵を描くもので、観客に様々な解釈を促すことを目指しました」と語り、作品の後に残る余韻の大切さを強調しました。

『撮影/鏑木真一』では、生駒さんが「撮られる側と撮る側の視点の違いが明確に描かれており、感情移入できました」と感想を述べ、監督にとってのホラーの魅力についても深く考える機会となったことを明かしました。

最後に、短尺で効果的なホラーを描いた『Twitter』では、SNSを利用した新しいホラーの形が評価されました。生駒さんは「今の時代に非常にマッチした作品で、予想外の展開がとても面白かった」と高評価を贈り、一方で、はやせさんはSNSに潜む恐怖についても触れ、リアルな怖さを感じさせる内容となっていたことを伝えました。

イベントの締めくくりには、特別ゲストたちが自身のホラーに関するエピソードを披露し、会場は大いに盛り上がりました。これからも、SSFF & ASIAが提示するホラーの新しい世界に期待が寄せられています。6月11日には最震賞の発表が行われる予定で、ホラー映画の未来はますます楽しみです。


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