INFORICHが「ChargeSPOT」に新しい広告の可能性を追加
株式会社INFORICHは、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」に搭載されたデジタルサイネージ広告枠の新しいシステム、SSP(Supply Side Platform)の開発を完了しました。「ChargeSPOT」は、現在日本全国に約4万4200台設置されており、利用者はレンタルや返却の際にこのバッテリースタンドに接触する機会が多いのです。このため、デジタルサイネージを通じての広告接触が非常に効率的に行える可能性を秘めています。
SSPによる新たな広告展開の可能性
SSPはオンライン広告枠の管理を自動化するプラットフォームであり、広告主が効率的に広告枠を確保できるよう設計されています。この新しいシステムが導入されることで、広告主は時間単位や日単位で柔軟な広告戦略を実施できるようになり、「ChargeSPOT」を利用した効率の良い広告運用が可能になります。
今後はDSP(Demand Side Platform)との接続も進めていく予定です。これにより、広告主は目標のオーディエンスに対してさらに精度の高い広告配信が実現できるでしょう。
広告枠利用のメリット
「ChargeSPOT」が設置されているロケーションは多岐にわたり、交通機関、小売店、飲食店、エンターテインメント施設など多様な業種にまたがります。これにより、リアルな購買接点で効率的なターゲティングが可能となり、広告の効果を最大限に引き出す環境が整っています。特に、利用者がバッテリースタンドに接触することから、1回のレンタルで2回の広告接触が期待できます。
今後のスケジュールと展望
このSSP開発は、2024年8月に完了予定であり、2024年9月からは広告枠の提供が開始される見込みです。具体的には、約2万台のバッテリースタンドがDSPと連携し、主に首都圏を中心とした全国で広告展開が行われることになります。今後もDSP業者の募集を行い、年内にはより多くの広告主と連携していくことを目指しているとのことです。
INFORICHは「ChargeSPOT」の強みを最大限に生かし、誰もが価値を感じられる広告体験の提供を進めていきます。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、株式会社INFORICH 広報担当:關(せき)まで。
e-mail:
[email protected]
この新たな取り組みがどのように広告業界に影響を与えるのか、今後の展開が非常に楽しみです。