京都芸術大学が挑む!「きょくげん生物ラボ」
2026年7月31日から8月2日まで、京都市の勧業館みやこめっせで開催される「こども科学博2026地球を探検」において、京都芸術大学のキャラクターデザイン学科の学生たちが体験型ワークショップ「新種誕生!? きょくげん生物ラボ」を出展します。このイベントは、極限環境に生息する生物の生存戦略をテーマにし、参加する子どもたちが研究者となり、学生たちが博士役となって一緒に新しい生物を創作するというユニークな試みです。
体験型ワークショップの背景
今回の出展は、昨年の「こども科学博2025体感するからだ」に続くもので、前回は京都大学のiPS細胞研究所と連携して細胞キャラクターの絵を描くコーナーを運営しました。好評を受け、新たにキャラクターデザインにフォーカスしたこのワークショップが企画されたのです。今回のテーマは、子どもたちが「何をどう描けばいいのか迷う」といった課題に答え、自由に創造できる環境を提供することを目指しています。
デザイン思考で学ぶ科学
このワークショップでは、子どもたちが新しいキャラクターを作成する際に、まず「ユメナマコ」や「ポンペイワーム」といった極限環境に生息する生物の特徴を学びます。学生たちは手作りの図鑑を用意し、子どもたちにこれらの生物がどのようにその厳しい環境を生き延びているかを解説します。これにより、自然な創造力を引き出し、環境への適応や生存戦略に対する理解を深めていきます。
ワークショップの流れ
ワークショップは以下のステップで進行します。
1.
生息地の決定
子どもたちはガチャガチャを回し、中に入っているカプセルから生息地を決まります。深海・高山・砂漠といった8種類の環境から選ばれた生息地を基に、キャラクターのデザインを考えることになります。
2.
博士との対話
博士役の学生が、子どもたちに様々な問いかけをし、実在する生物の特徴を参照しながらアイデアを引き出します。このプロセスで、子どもたちは自身のキャラクターの生存戦略や特徴を考えるヒントを得ます。
3.
キャラクターデザイン
キャラクターデザインシートに記載された身体的適応や行動的適応に基づき、子どもたちはオリジナルのキャラクターを描き、その特徴に合致した名前を考えます。
4.
オリジナルノベルティの配布
完成したキャラクターイラストはその場でスキャンし、オリジナルの極限生物図鑑に登録されます。また、イベントを通じて「きょくげん博士任命書」が贈られ、参加した子どもたちの達成感を高める仕組みがあります。
学生たちの想い
今回のワークショップは、学生たちが“何を描けばいいか迷う子どもたち”を助けるためにデザインのプロセスを逆算して考える形で企画されました。生物の形や行動には、実際的な理由があり、その適応の多様性を理解することで、子どもたちに科学への興味を持ってもらうことが狙いです。
まとめ
この「きょくげん生物ラボ」は、科学を楽しみながら学ぶ絶好の機会です。新たな生物を創り出す体験を通じて、子どもたちの創造力と科学への理解を育んでいきます。詳細はイベントの公式サイトで確認してください。