杉山央、バスキュールへ
2024-07-04 12:14:42

「teamLab Borderless」仕掛け人、杉山央がバスキュール執行役員に就任。都市体験のデザインを推進

「teamLab Borderless」仕掛け人、杉山央がバスキュール執行役員に就任。都市体験のデザインを推進



「teamLab Borderless」や虎ノ門ステーションタワーの情報発信拠点「TOKYO NODE」のプロデュースを手掛けた杉山央氏が、インタラクティブクリエイティブ集団バスキュールの執行役員に就任した。

バスキュールは、2000年の創業以来、コミュニケーション技術の進化とともに、インタラクティブなクリエイティブの可能性を追求し続けてきた。広告、メディア、プロダクト、スポーツ、教育、モビリティ、都市開発、そして宇宙へと、あらゆる産業や社会活動の接点がソフトウェア中心へと変化していく中で、バスキュールのクリエイション領域は年々拡大している。

近年では、東京の日本橋、虎ノ門といった歴史ある街の体験デザインを手掛けるほか、ドバイ万博日本館や2025年に開催される大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンにおけるディレクションも担当するなど、リアル空間にソフトウェアを織り込むことで実現する、都市を舞台にしたインタラクティブ体験の開発に数多く取り組んでいる。

デジタルツインや生成AIをはじめ、リアルとデジタルが重なる時代における新たな都市体験のデザインをさらに追求していくために、バスキュールはアートとテクノロジーを駆使した都市体験開発の第一人者である杉山央氏を執行役員として迎えた。杉山氏とバスキュールの関係は、虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」開業プロジェクトにともに挑んだところから始まった。来年の大阪・関西万博でも互いにシグネチャーパビリオンのディレクターを務める立場だ。

杉山氏の参画により、バスキュールはより上流から都市体験づくりに関わり、グローバルも視野に入れた展開が可能なチームを目指していく。杉山氏が持つ多彩なクリエイター、アーティスト、デベロッパー、自治体とのネットワークをいかし、共創による新たな都市体験づくりに挑めることを楽しみにしている。

今回の役員就任は、杉山氏に加え、コミュニケーションデザイン領域のリーダーとして、都市だけでなく、地域×テクノロジー×デザインのプロジェクトを推進する佐々木大輔氏、法務・知財領域を担当する経営企画のリーダーとして、さまざまな企業との提携を推進する山本一平氏が就任した。

杉山央氏について



杉山央氏は、森ビル株式会社に入社後、「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長を経て、2023年虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」の企画責任者として Rhizomatiks、 蜷川実花との体験型展覧会を連続して手掛けた。 2024年6月に独立し、2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター、2027横浜国際園芸博覧会テーマ事業館・展示ディレクターとして新たな体験づくりと施設プロデュースを行う。

バスキュール 代表取締役 朴正義氏のコメント



「Web制作からスタートしたバスキュールが、20年以上の時を経て、都市開発や宇宙開発にまで手が届くようになりました。30人余りの会社ながら、大企業と対等にJVを立ち上げたり、毎年異なる領域のクリエイションに踏み込んだりと、常にチャレンジを続けてきました。

そんな時、杉山さんと出会いました。数十年単位のスコープで都市開発やアートの未来の話を堂々と楽しそうに語る姿が印象的でした。一緒に活動することで、試行錯誤続きのこのチームを新たなステージに連れていってくれるかもしれないと感じています。

杉山さんの掲げる『都市×アート×テクノロジー』というテーマは、バスキュールが目指す未来のスタンダードに通じるものがあると感じています。どんな新しい景色や体験が待っているのか、杉山さんとともに活動できることに心からワクワクしています。」

バスキュールについて



バスキュールは、インタラクティブクリエイティブ集団。2000年の創業以来、広告、メディア、プロダクト、スポーツ、教育、モビリティ、都市開発、宇宙開発など、幅広い分野において、ソフトウェア中心のクリエイティブを追求している。

近年では、都市体験のデザイン、大規模パビリオン展示、デジタルツイン環境を活用した都市体験の拡張など、リアルとデジタルを融合させた革新的なプロジェクトを数多く手掛けている。


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