Minedが目指す新しい学習スタイル
株式会社Mined(マインド)が、プログラミング教育「ちゃんと身につくプログラミング」で知られる「ちゃんプロ」において6000万円の資金調達を実施しました。これで同社の累計資金調達額は2.1億円に達し、さらなる成長が期待されています。
Minedは、「自分がやりたいと思える学び」をテーマにしたエンタメxEdtech企業であり、代表の前田智大氏は、日本とアメリカの異なる教育スタイルの中で共通する点に着目し、楽しみながら学ぶことができる環境を提供しています。特に、子どもたちの興味を引き出すことにフォーカスしたプログラミング教育を遂行しており、その一環として「ちゃんプロ」が存在しています。
「ちゃんプロ」の概要と魅力
「ちゃんプロ」は、小中学生向けのプログラミングライブ授業を提供しており、テキストプログラミング言語「Python」を学べる内容となっています。授業の仕組みは、ゲーム実況配信をヒントにした直感的なUIやゲーミフィケーション要素を含み、生徒たちが楽しむことで自然に学習を続けられる体験を提供しています。この取り組みの成果として、初級コース参加者の97%が学習を継続しており、多くの受講生がプログラミングスキルの向上を実現しています。
「ちゃんプロ」では、プログラミング学習で直面しがちなエラーへのサポートが充実しており、AIがエラー解析を行うほか、個別チャットサポートも提供されています。これにより、つまずきを最小限に抑えつつ、リアルタイムで講師から的確なアドバイスを受けられる仕組みが整っています。
また、初回からすぐに実践できる環境が整っているため、受講生は面倒な環境設定に煩わされることもありません。入門コースでは、動くゲームを実際に作成することを目指して授業が進行し、目標を持つことで学ぶ意欲を促進しています。
資金調達の背景
今回の6000万円の資金調達は、Minedが過去に得たエンタメ体験とAIによる個別サポートを組み合わせた事業モデルの成功を反映しています。この資金をもとに、Minedは2025年4月にアメリカ市場への進出を計画しており、日本国内の事業拡大も併せて進めていく意向です。新しい学習体験の提供を通じて、グローバルな挑戦を目指す姿勢が伺えます。
教育界のコメントと期待
投資家のコメントとして、ジェネシア・ベンチャーズの一戸将未氏は、AIの発展に令る教育のあり方への問い直しが進む中で、Minedの取り組みが次世代の学びのスタンダードとなる可能性について期待を寄せています。また、同社の教育のエンタメ化へのアプローチも高く評価されています。
前田氏は、「ちゃんプロ」を通じて、全国の子どもたちが楽しみながら確実にスキルを身につけられる環境を作り続け、グローバルな展開に挑戦し続けることを約束しています。
会社概要
設立は2020年8月で、代表取締役は前田智大氏が務めています。東京都港区に本社を構え、主に子ども向け学習に関連したサービスを提供しているMined。教育とエンタメを組み合わせた、全く新しいプログラミング学習の形を提供し、これからの教育界に挑戦していきます。詳細は公式サイト
Mined や
ちゃんプロ をご覧ください。