株式会社テラスカイが提供する「mitoco 会計」は、九州テンによる正式な導入が発表されました。九州テンは福岡県福岡市に本社を置く企業で、1967年から無線機器を中心に事業を展開しており、近年はクラウド領域へと事業を広げています。
新たな時代への対応
クラウド化が進む今日、九州テンはこの流れに乗るべく、テラスカイの「mitoco ERP」に着目しました。「mitoco ERP」は、SalesforceをプラットフォームとしたクラウドERPシステムで、幅広い機能を一元管理できる点が大きな魅力です。具体的には、財務会計、販売、在庫管理、経費精算、勤怠管理、グループウェアまでを包括的に管理し、経営におけるあらゆる資源を一元化します。
導入の理由
九州テンは、既存のシステムが多様なプラットフォームで稼働しており、運用管理が複雑であるという課題を抱えていました。特に会計システムに関しては、刷新が必要とされていたため、この度「mitoco 会計」の導入を検討しました。導入にあたり、重要な要件がいくつか設定されており、以下の条件に合致する製品を選定しました。
1.
クラウドサービスであること
2.
基盤が統一されていること
3.
今後の外販目的の成長性およびサポートが期待できること
サポート体制の充実
テラスカイは、九州テンが「mitoco 会計」を評価する際、技術支援を全面に提供しました。特にサンドボックス環境の構築を通じてデータの移行や機能評価が行われ、結果的に正式採用に至りました。このサポート体制は、今後のスムーズな運用に大きく寄与することでしょう。
九州テンの展望
今後、九州テンは「mitoco 会計」を基にしてさらなる自社導入を進めるとともに、九州地方の中堅企業に向けて「mitoco ERP」の拡販を計画しています。テラスカイとの協力関係を深める中で、より高度な技術習得や市場展開を目指すことが期待されます。
「mitoco 会計」とは
最後に、「mitoco 会計」についてご紹介します。このシステムは、Salesforceをプラットフォームとしており、すべての取引情報や会計データを一元的に管理することで、財務および管理会計の効率化を支援します。「財務・管理会計(GL)」と「債務管理(AP)」の二つのモジュールを通じて、経理チームの業務を最適化します。
まとめ
「mitoco 会計」の導入により、九州テンは会計業務の効率化のみならず、全体的な経営判断の迅速化が期待されます。九州地方の技術企業として、今後の成長に目が離せません。