株式会社アートリフォームが掲げるビジョン「業界の先頭集団へ」に基づき、同社は新たに東京エリアに進出することを決定しました。今回の展開では、既存の管理物件に対してリフォームサービスを提供する「R&C事業」を通じて、東京23区でのサービス開始が予定されています。この新たな試みは、アートリフォームが掲げるミッション「暮らしにアートリフォームを。人生にアートリフォームを。」を実現するための重要なステップとなります。
アートリフォームの本社は大阪府吹田市にあり、長年にわたり関西エリアで成長を続けてきました。特に、2020年からのコロナ禍においても成長を続け、多くの不動産管理会社との連携を深め、その取引先も増えてきました。このように地域に根差した取り組みを続けた結果、関西全域で多くの依頼を受けるまでになりました。次なる挑戦として、関東エリアの開拓を進めることにし、2023年8月を準備期間とし、9月から本格稼働を開始する計画です。
アートリフォームでは、1997年頃から不動産仲介会社との提携事業を開始し、リフォームの必要性を感じる顧客に対するサービスを提供しています。当時はまだ新築住宅が人気で、中古物件の流通にリフォーム需要が生じるとは考えられていなかったものの、この先見の明で始まった事業が原点となっています。現在では多くの不動産仲介会社と提携し、全国的に取り組みを展開しています。
特に注目されるのは、BtoBtoC事業としての成長が見込まれるBtoBの取り組みです。アートリフォームは不動産管理会社との連携を強化することで、マンション管理事業を専門とする企業とも協業を進めています。これは新築マンションが時間経過によりリフォームを検討するタイミングが訪れるため、需要が高まると考えられるからです。これまでの成功をもとに、今後もマンション内での相談会やチラシ配布を通じて住民にリフォーム提案を行い、取引先拡大を図ります。
アートリフォームは創業から70年の歴史を持ち、年間6000件、累計15万件以上のリフォーム工事を手掛けてきました。関東を含めた広いエリアに展開しており、大手不動産仲介会社との提携や広告戦略を通じて、今後も顧客へのリフォーム提案を積極的に行っていく予定です。特に「ホームプロ」では14年連続で西日本第一位の表彰を受けており、さらなる成長と顧客満足度の向上を目指しています。アートリフォームは、リフォームを通じて暮らしと人生を豊かにすることに全力を尽くし、関東全域の顧客に新たなサービスを提供していくことでしょう。その挑戦は、今後の業界を大きく変革する原動力になることが期待されます。