ストック型産業の判断能力を拡張する新講習シリーズが開始
リクエスト株式会社(東京都新宿区、代表取締役:甲畑智康)が新たに開始した「判断デザイン導入講習シリーズ」は、ストック型産業に特に必要な判断処理能力を体系的に習得することを目的とした講習です。このシリーズは、業務において発生する実務判断を構造化し、個人に依存した判断を組織全体で再現可能なものに変えていくことを目指しています。
ストック型産業の課題
ストック型産業とは、顧客、患者、設備など、既存の対象を扱う業務が中心となる分野を指します。しかし、これらの業界では、対象ごとに異なる条件が存在するため、前例を適用することが難しいケースが多発します。その結果、判断は熟練者に偏りがちになり、その数が組織全体の対応能力を制約する要因となっているのです。実務の判断処理能力の限界が、そのまま組織の対応可能の上限を決定するのです。
講習の内容と構成
「判断デザイン導入講習シリーズ」は全4回のシリーズで構成されています。各回の内容は以下の通りです:
1.
概念理解:ストック型産業に必要な判断デザイン
2.
学習転換:アンラーニング・リラーニングの進め方
3.
実務実装:実務設計と経験負荷の運用
4.
組織展開:役割設計と判断運用の展開
各回は半日研修と実務適用が含まれており、理論を実務に接続する実践的な内容となっています。
講習を通じて得られる成果は多岐にわたります。特に、ストック型業務において必要な判断構造の理解や、前例に依存した判断からの脱却、判断基準や手順の構築、そして組織内での判断の共有と運用の促進が図れます。
対象となる企業
この講習は特に、以下のような特性を持つ企業を対象としています:
- - 既存の対象を扱う業務比率が高い。
- - 対象ごとに条件差が大きい。
- - 判断が熟練者に集中している。
- - 判断基準や手順が明文化されていない。
具体的には、建設改修、医療、介護、教育、BtoB技術サービスなどが該当します。
独自性と提供価値
このシリーズの特徴は、一般的な研修やDXのアプローチとは異なり、「判断処理能力」そのものに直接介入することで対応能力の上限を拡張する点にあります。研修や意識改革は行いますが、実際の判断対象や手順、役割の構造まで設計し、人的な教育だけでなく、AI技術を活用した判断の再現にも言及しています。
組織行動科学®を基盤に
講習は、組織行動科学®に基づいています。これは、980社・33.8万人の働く人々の行動分析を基にしたもので、組織内で起こる思考や行動がなぜ生じ、続くのかを解明する実践科学です。このアプローチを通じて、リクエスト株式会社は、ストック型産業における熟練者依存の低減や判断の再現性向上、そして組織全体の対応能力の向上を目指しています。
「判断デザイン導入講習シリーズ」に参加することで、企業はただ現場の判断を体系的に理解するだけでなく、その後の実務に即した判断基準を確立し、組織全体としての対応能力を向上させることができます。「より善くを目的に」活動するリクエスト株式会社の取り組みにぜひ注目していきたいところです。