新CMO村口賢一郎がペアーズに新たな風を吹き込む
株式会社エウレカが運営する恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」は、2025年4月1日付で村口賢一郎氏を取締役CMOとして迎えることを発表しました。村口氏は、広告代理店での戦略プランナーとしての経験を経て、Googleでリテール&パートナーシップマーケティングを担当し、特にGoogle Pixelの市場シェア拡大に寄与してきました。この豊富な経験は、ペアーズが今後進化していく上で大きな力となるでしょう。
村口氏のマーケティング戦略
村口氏は、BtoB及びBtoCの両方のマーケティング実務を熟知しており、新規顧客獲得と既存顧客のLTV(ライフタイムバリュー)の向上に実績を持っています。これまでのキャリアを通じて、ブランディングとパフォーマンスマーケティングを融合させた戦略で数多くの成功を収めてきた村口氏の手腕は、ペアーズに新たなアプローチをもたらすと期待されています。
ペアーズの未来像
ペアーズは、米Match Groupの一員として、恋愛や出会いを求めるユーザーに対して価値あるサービスを提供し続けます。村口氏の就任により、CEOの山本竜馬氏やCTOの金子慎太郎氏との新たな体制が整い、デジタル技術を駆使した有意義なつながり作りへと尽力することが目指されます。
村口氏は「マッチングアプリは今、転換期を迎えています」と述べており、特にコロナ禍以降、結婚を考える若年層がマッチングアプリを選ぶ傾向が強まっていることを指摘しました。しかし、その一方で、依然として独身男女の中には一歩を踏み出すことが難しい層が多く存在しています。村口氏は、こうした潜在顧客に対するアプローチを強化し、業界全体の成長を牽引したいとの意気込みを語っています。
業界へのコミットメント
村口氏はまた、マッチングアプリに対する消費者の見方を変革することにも取り組みます。新たな価値を提供することで、ペアーズの利用者が安心してサービスを利用できる環境を整え、真剣な恋愛や出会いを促進することが目標です。
一方、CEOの山本竜馬氏は「村口を迎えることでペアーズのリーダーシップをより強固にし、利用者や社会にとって受け入れられる環境を整えることができる」と期待を寄せています。
結論
エウレカに新たに加わった村口賢一郎氏は、その実績と経験をもとに、ペアーズのさらなる成長を牽引していくことが期待されます。恋活・婚活の在り方が変わる中で、ペアーズがどのように進化していくのか、その行方から目が離せません。今後の施策と成果に大いに期待が高まります。