Udemy講師向けMeetupイベントがサンフランシスコで開催され、世界160名が集結

オンライン教育プラットフォーム「Udemy」は、6月24日から26日までの3日間、カリフォルニア州サンフランシスコにて講師向けのMeetupイベントを開催しました。このイベントには、アメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、パキスタン、フランス、日本など、28カ国から総勢160名の講師が参加しました。
このMeetupは、Udemyの歴史の中で最も大規模なものであり、参加者が今まで提供してきたコース数は14,000に達しています。日本からは、プログラミング講師の井上博樹氏とエクセル講師の中本達也氏の2名が参加し、他国の講師との積極的な情報交換を行いました。
イベントの内容は盛りだくさんで、Udemyの社員による成功事例のプレゼンテーションや、エレン・バリ氏とデニス・ヤン氏によるトークセッション、著名なマーケターのセス・ゴーディン氏による基調講演が行われました。特にエレン・バリ氏が自身の教育への思いや背景を語ったトークセッションは、多くの参加者に感銘を与えました。彼は、幼少期に体験した教育の限界から、オンライン学習の可能性に目覚めたというエピソードを披露し、Udemyの存在意義を強調しました。
さらに、講師たちはコースの運営やプロモーションについて活発に意見を交わし、さまざまな国の受講生が直面する課題や成功体験について議論しました。その中でも、発展途上国における受講生の増加に関する議題は特に注目され、Udemyがどのように支援できるかという点が話し合われました。
本イベントは、講師が一堂に会し、自身の経験を共有する貴重な機会となり、Udemyが今後も世界中の受講生に向けて教育や学びの機会を提供する姿勢を再確認する場となりました。今後もUdemyは、すべての国の人々が理想の人生を築くための手助けをするために、講師陣と共に努力を続けていく意向を表しています。
このように、UdemyのMeetupイベントは、単なる情報交換の場を超え、講師たちが共通の目的に向かって結束する機会としての役割を果たしました。将来的にもこのようなイベントが続くことを期待したいです。

Udemyについては、一般の方々が講師として参加できるC to Cプラットフォームであり、2010年以降に急速に成長してきました。現在、世界中で1,100万人以上の受講者と20,000人以上の講師がいるとのことです。日本でも2015年4月から本格展開を始め、幅広い講座を提供しています。受講費は講師自身が設定できるため、内容も多岐にわたります。