食事制限サポート
2019-07-31 18:30:03

食物アレルギーや制限食をサポートする「CAN EAT」α版が登場

「CAN EAT(キャンイート)」で外食がもっと楽しくなる!



食物アレルギーや特別な食事制限を抱える方々が安心して外食を楽しめるように設計されたWEBサービス、「CAN EAT」α版がついにリリースされました。このサービスは、食べられない食品を登録し、それを飲食店や友人と簡単に共有することで、外食時のストレスを解消することを目的としています。

CAN EATの特徴



「CAN EAT」を利用することで、ユーザーは自分の食の好みや制限を事前に飲食店に知らせることができます。お店側も事前に情報を把握できるため、個々に応じたサービスを提供できるのです。特に高級レストランやホテルなどでは、優れたサービスを提供するためにも、この機能は大変有用です。

現在、リリースされたα版では基本的な機能のみの提供ですが、今後は提携飲食店を増加させ、さらに利便性の高い仕組みを築いていく予定です。運営チームは、ユーザーからのフィードバックをもとに機能改善を行い、飲食業界とともに実証実験を重ねていく見込みです。

開発の背景



「CAN EAT」は、代表の田ヶ原絵里さんの母が持つ食物アレルギーに由来して生まれました。外食時は、何を食べられないかを店側に伝えなければならず、時間と手間がかかるだけでなく、誤解が生じることも少なくありませんでした。この経験から、食事制限のある方がより自由に外食を楽しめるサービスの必要性を実感し、開発をスタートしたのです。

文部科学省による2013年の調査では、公立学校の生徒の約4.5%に当たる40万人以上が食物アレルギーを持つことが分かっています。その数は年々増加しており、ベジタリアンやビーガンといった食事制限を持つ方々の増加も顕著です。これにより、外食時にリスクを抱える人々が存在することが明らかになりました。

特に、2020年東京五輪に向けて日本の飲食業界は、食事制限のある外国人観光客への対応が求められているにもかかわらず、実際の対応は遅れています。このような状況を改善するために、「CAN EAT」のα版リリースに至ったのです。

クラウドファンディングの成功



「CAN EAT」は、プロジェクトを進めるためにクラウドファンディングを実施し、144名から約250万円の支援を得て目標を大幅に上回る資金を集めることに成功しました。支援者から寄せられた期待の声は多く、その中には「外食が楽になることを期待しています」というメッセージもありました。

これらの成功を受けて、運営チームはα版をさらに充実させ、今後は多機能版のリリースを目指していきます。提携飲食店の増加や、食べられない情報のシェア機能によって、ユーザーはストレスフリーで外食が楽しめるようになります。

運営チームの想い



田ヶ原代表は、「食物アレルギーを持つ方や、食事制限に苦しむ方々のために、もっと自由に外食を楽しめる社会を目指しています」と述べています。エクスパートとして運営に関わる森京子さんは、管理栄養士としての経験を活かし、食の安全に関するアドバイスを行っています。

結論



「CAN EAT」は、外食時の食事制限に悩む人々にとっての救世主となるサービスです。利用者からのフィードバックをもとにさらなる改善が進む中、今後の展開に期待が高まります。食物アレルギーや特別な嗜好がある方々も、より楽しく嬉しい外食体験を持つことができるようになる日が待ち遠しいですね。

会社情報

会社名
株式会社CAN EAT
住所
東京都新宿区天神町7番地11 No.14
電話番号

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