新・教育資金プロジェクトの詳細
子育て世代が抱える経済的負担を軽減するべく、レオス・キャピタルワークス株式会社が新たに始動した「新・教育資金プロジェクト」は、教育費用と健康関連のリスクに応えるための重要な取り組みです。このプロジェクトの中心的役割を果たすのが、日本初のつみたて継続保険「つみえーる」です。
「20/60問題」とは
最近、ライフスタイルの変化に伴い、親が60歳を迎える頃に子どもが20歳を迎える家庭が増加してきました。この状況は「20/60問題」と名付けられ、家庭が直面する経済的な課題の一つとされています。国勢調査によれば、こうした家庭は今や約10人に1人を占めており、平均初産年齢も上昇しています。
このような背景から、子どもの教育費を準備する一方で、自身の定年後の生活資金、健康の不安、親の介護といった多様なライフイベントが同時期に発生し、経済的な負担が増す傾向にあります。レオス・キャピタルワークスは、この現実を意識し、家計の安定を図るため新たなサービスを開発しました。
つみたて継続保険「つみえーる」
このプロジェクトの核となる「つみえーる」は、2025年6月30日から提供が開始される、子どもの教育費用と生活保障リスクの両方に備える完全新しい形の保険です。この保険は、NISAでのつみたても可能であり、万が一の事態が発生した際にも給付金を受け取ることでつみたてを継続できます。具体的には、保険金額は保険対象積立金額の12か月分が保障され、最大で4,000万円まで設定されています。
三つの「えーる」機能
「つみえーる」には、以下の三つの支援機能があります:
1.
シミュレーション機能:必要なつみたて金額をシミュレーションし、目標設定をサポート。
2.
投資リターン:ひふみシリーズに投資を行うことで、期待される利益を得ることが可能。
3.
保険金支払い:万が一のときに保険金を受け取ることで、計画的なつみたてを維持。
教育資金支援の取り組み
レオス・キャピタルワークスは「つみえーる」だけでなく、実際の家庭に対するサポートを強化するため、親子で参加可能な金融教育イベントや、専門家とのトークセッションなども企画しています。また、ぶれずに学べるコンテンツを提供するため、現役保育士のてぃ先生とも連携し、子育てと経済に関する情報を発信する専用ページを設ける予定です。さらに、独自の調査を通じて、教育費やライフプランの考え方などについての意識を高める活動も行われます。
まとめ
レオス・キャピタルワークスとT&Dフィナンシャル生命保険の共同プロジェクトである「新・教育資金プロジェクト」は、現代の家庭が抱える多様なリスクに対して新しいアプローチを提供すると同時に、安心できる未来を築くための重要な一歩です。家計改善を目指す親たちにとって、このプロジェクトは大いに期待されるものでしょう。