同性婚法制化の集会
2025-02-28 14:04:58

同性婚法制化に向けた院内集会、過去最多の国会議員が参加

同性婚法制化に向けた院内集会、過去最多の国会議員が参加



2025年2月13日、衆議院第一議員会館において「マリフォー国会」が開催され、過去最多の国会議員が参加しました。この集会は、公益社団法人Marriage For All Japan(マリフォー)が主催し、同性婚の法制化を訴えました。全国から集まった同性婚の原告や弁護団が参加し、それぞれの思いを国会議員に届ける機会となりました。

集会の目的と背景



日本における結婚の平等を求めて活動しているマリフォーは、これまでにも国会議員への面談や陳情などを行い、当事者の声を直接届ける努力をしてきました。最近の判決では、東京高裁や福岡高裁が相次いで違憲とする判断を示しましたが、それに対する具体的な政府のアクションは見られていません。このような中での院内集会は、法制化に向けた重要なステップとなりました。

各政党の公式スタンス



1. 開会の挨拶では、マリフォーの代表理事、寺原真希子氏が「今年は勝負の年」と宣言し、参加した全員に結婚の平等について真剣に議論を進める契機を作ろうと呼びかけました。

2. 各党のスタンス発表は、参加した7つの主要政党の代表者が行い、法整備についての考えを「○」「×」「△」の札で示しました。特に自民党の牧島かれん議員は、今後の取り組みを強化する意向を示し、他の党の代表者も同様に法整備の必要性について言及しました。

当事者の声



集会では、同性婚を求める原告たちの熱いメッセージが次々と発表されました。彼らは、自分たちが法律上で他人として扱われている苦しみや、法が及ぶ範囲で心の安心を求めています。東京一次訴訟の原告、小野春さんと西川麻実さんは「いざという時に法律に守られない家族」という現実を訴え、早急な法整備を求めました。その他の参加者からも「愛する人とともに生きる権利は全ての人に保証されるべき」といった切実な声が寄せられました。

応援メッセージ



多くの国会議員からも賛同・応援メッセージが寄せられました。自由民主党の三宅伸吾議員は「違憲判決の流れを無視してはいけない」と述べ、立法府としての責任を強調しました。立憲民主党の辻元清美議員も「マイノリティの人権を守るのは我々の仕事」と強く意気込む発言をしました。

未来に向けて



本集会は、国会議員がそれぞれの立場を公表するとともに、各党間での法制化に向けた動きが加速することを期待させるものでした。結婚の平等を実現するために、今後もマリフォーは当事者の声を届け続け、さらなる議論を喚起する活動を継続していきます。

マリフォーについて



Marriage For All Japanは、2019年に設立された団体で、誰もが結婚できる権利を享受できる社会実現を目指しています。これからも、私たちは多様性に富む社会を築くため、声を上げていきます。


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会社情報

会社名
公益社団法人MarriageForAllJapan-結婚の自由をすべての人に
住所
東京都港区南青山4-16-11アールスクエア208
電話番号

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