熊本発！魚の燻製を使った国産ハイブリッド肥料の登場

熊本発！『大地燻製』が農業を変える

有限会社COLLABOSTUDIOが取扱う新たな無添加肥料『大地燻製』が、日本の農業の未来を画期的に変えようとしています。この肥料は、熊本県天草市で製造される燻製魚「雑節」を主原料としており、全国で初めての一般流通を実現しました。2024年7月の販売開始を前に、その魅力が注目されています。

燻製魚を主成分とする肥料

『大地燻製』は、牛深で生産される雑節を主要な素材として利用しています。雑節はその味わいが深く、出汁の材料にも用いられることが多いですが、同時にアミノ酸やミネラルが豊富に含まれているため、植物にとっての栄養源としても優れています。これを有機肥料95%と化成肥料5%のハイブリッド形態でブレンドし、最高のバランスを実現しました。

日本の農業が抱える現状

現在、日本の農業は肥料原料の95%以上を外国から輸入しています。国際情勢や円安の影響を受けやすく、肥料価格の高騰に見舞われ、農家はコストと供給不安に直面しています。このような状況下で、地域資源を活用した100%国産の『大地燻製』が求められる理由がここにあります。地域の価値を最大限に引き出し、環境に優しい農業をサポートする役割が期待されています。

家庭菜園ユーザーとのつながり

COLLABOSTUDIOはただ肥料を販売するだけではなく、購入者とのコミュニティ形成にも力を入れています。LINEやSNSを通じて、家庭菜園ユーザーに「育てる体験」を提供し、育てたものを感じ、分かち合うことで、地域に眠る価値をさらに見える形にしていく意図があります。『大地燻製』を通じた地域DXは、新たな農業のスタイルを確立しようとしています。

サステナビリティを意識した開発

『大地燻製』は、天然素材を30%以上使用し、無添加で酸化防腐剤や合成添加物を一切使わない安心設計です。この肥料の使用により、土壌の変化が約1週間で実感できる即効性があり、さらに、プロ農家の30年以上にわたる信頼実績があります。果樹や野菜、茶など多様な作物での導入例があり、収穫物の味や見た目の向上が多くの農家から評価されています。