異業種が集まるアイデアソン「CLAP WakBiz」開催
2025年11月5日、三菱HCキャピタル株式会社が主催となり、国内最大規模の新事業創出アイデアソン「CLAP WakBiz」が開催されました。このイベントには、104社から241名が集まり、多様な業界の人々が新たなビジネスアイデアの創出に向けて交流しました。
アイデアソンの目的
今回の「CLAP WakBiz」は、企業間のオープンイノベーションを促進することを目的としています。参加者は、各企業が抱える具体的な課題に対してアイデアを検討し、異業種の視点を交えながら新事業の可能性を探ります。以来、三回目の開催となる本イベントは、参加企業同士が“ワクワク”しながら本気で事業を展開する機会を提供します。
参加企業とその背景
参加企業には、東日本旅客鉄道株式会社、三菱重工業株式会社、三菱地所株式会社、J.フロント リテイリング株式会社、株式会社東芝、一般社団法人TMIPなど著名な企業が名を連ねています。参加者171名の新事業開発担当者と、三菱HCキャピタルの社員70名がチームを構成し、異なる視点からの思考を交わし合いました。
講演者の紹介
イベントの冒頭では、新規事業家としてのキャリアを持つ守屋 実氏が特別講演を行いました。彼は数多くの企業の立ち上げや成長を支援してきた専門家であり、その経験を元に新事業の創出方法について語りました。守屋氏は、株式会社ミスミでの新規事業立ち上げから始まり、エムアウトの設立を経て、現在は新規事業創出専門家として活動しています。
優秀アイデアの選出
チームごとに発表されたアイデアの中から、審査員によって選ばれた優秀アイデアは以下の通りです。
- - 東日本旅客鉄道株式会社のアイデア: 「TOUCH DE VOICE」
- - 三菱重工業株式会社のアイデア: 「スマートリリーフ」
- - 三菱地所株式会社のアイデア: 「丸の内村」
- - J.フロント リテイリング株式会社のアイデア: 「SHINSAIBASHI SMART POC」
- - 株式会社東芝のアイデア: 「ビジチケ」
各アイデアは、企業の具体的な課題を明確に解決するものであり、将来的なビジネスチャンスを生み出す可能性を秘めています。
クローズアップの意義
三菱HCキャピタルは、2023年度から2024年までの3年間を対象とした中期経営計画「2025中計」の一環として、ビジネスモデルの進化や新事業開発を進めています。「CLAP WakBiz」はこの計画の一部であり、新たなビジネスの起点となり得る重要なイベントです。これにより、さらなるイノベーションの醸成を目指しています。
今後も三菱HCキャピタルは、さまざまな企業との協業を通じて新事業の開発を促進し、新たな社会価値の創出を目指していくことでしょう。持続可能な未来のために、革新は不可欠です。イベントで生まれたアイデアが、どのように実現されていくのか注目です。