昭和の近代化に深く貢献した「明延鉱山」をテーマにした学びの講座が、9月6日(土)に開催されます。この講座は、株式会社阪急交通社によって企画されたもので、養父市の歴史文化や近代産業遺産を掘り下げます。また、この講座では、鉱山の役割や一円電車の重要性についても触れ、昭和時代の人々がどのように生活していたのかを想像させる内容です。この興味深い講座の受講後、受講者は実際に現地を訪れるツアーに参加することができ、知識を実際の体験へと深める機会が提供されます。
講座は、大阪市北区梅田にある阪急グランドビル30階で行われ、講師には明延地域の歴史を熟知した小林史朗氏が担当します。定員は80名と限られていますが、頑張って確保しましょう。参加者には、地元の名物である「ゆず山椒」がプレゼントされるのも嬉しいポイントです。
初回講座は7月7日に行われ、400名以上の参加者を集める大盛況を見せました。今回の講座はその続編であり、明延鉱山から採掘された銅、鉛、錫に関する詳細な解説が行われる予定です。また、昭和期の“一円電車”利用の実体験を通じて、当時の通勤風景や生活様式にも迫ります。
11月13日には、いよいよ現地を巡るツアーが行われます。参加者は美しい養父市の秋の景色を楽しみながら、鉱山跡や一円電車の体験試乗などを通じて、過去の生活の息吹を感じることができるでしょう。伝統ある料理旅館「古城」での昼食も予定されており、名産品の但馬牛を用いた和膳が振る舞われます。
明延鉱山はかつて日本一の錫鉱山として繁栄し、その資源は日本の近代化を支える重要な役割を果たしました。今回の企画を通じて、これらの貴重な歴史や文化を地域住民や訪問者に広めることが期待されています。
阪急交通社は、これからも地域との連携を強めながら、学びの場を提供し、地域振興に貢献していくことを目指しています。興味のある方はぜひ、参加を検討し、貴重な経験を手に入れてください。
講座開催概要
・日時:2025年9月6日(土)13時30分~15時00分
・場所:阪急交通社 グランドビルトラベルセンター
・参加人数:80名(参加費500円、オンラインは無料)
・特典:やぶ市名物「ゆず山椒」プレゼント
ツアーの詳細
・ツアー名:明延鉱山見学と料理旅館で味わう季節の和膳
・出発日:11月13日(木)
・参加費:12,800円
・行程詳細:大阪梅田からのバスを利用し、養父市内を巡る予定
この貴重な体験に、ぜひ参加して昭和の歴史を感じ取ってみてはいかがでしょうか。