コメ兵が高級ブランド品特化型ECモール「eLADY GLOBAZONE」に出店
2025年2月下旬より、イーレディー株式会社が運営する「eLADY GLOBAZONE」に、株式会社コメ兵が新たに出店を始めることが発表されました。日本国内で最大級のリユースブランド品買取・販売事業を展開するコメ兵は、これにより海外のお客様が高品質な日本の中古ブランド品を手軽に購入できる環境を整え、国際的なリユース文化の普及を目指します。
“USED IN JAPAN”の魅力
「USED IN JAPAN」という言葉が示すように、日本のリユース品はその質の高さや状態の良さから海外で注目を集めています。コメ兵は2023年11月にオープンした渋谷の旗艦店において、訪日外国人観光客に向けた販売を強化しており、免税売上が前年同期比で約1.5倍に達するなど、人気を博しています。この流れを受けて、コメ兵は今後も越境ECを展開することで国内のリユース文化を積極的に発信します。
コメ兵のECサイト「KOMEHYO ONLINE」や「eBay」「Chrono24」などを通じた越境EC展開は好調で、2024年度の売上は前年の約1.5倍となっています。この新たな取り組みである「eLADY GLOBAZONE」は、北米、アジア、欧州を含む50か国以上のブランドファンに、様々なリユース商品を提供することが期待されています。
出店の詳細と未来のビジョン
1. 出店の概要
コメ兵は、バッグ、時計、ジュエリー、アパレルなど、厳選されたリユースブランド品を「eLADY GLOBAZONE」にて順次出品します。コメ兵は、自社の”リレーユースカンパニー”の理念を通じて、安心・安全で品質の高い中古ブランド品を提供し、その魅力を広めていくことを目指します。出店後は、現在約65,000点の取り扱い商品を、数か月以内に10万点以上へと拡大する計画です。
2. WASABI SWITCHの活用
さらに、コメ兵は効率的な出品と在庫管理のため、株式会社ワサビの「WASABI SWITCH」を導入。このシステムを活用することで、複数のオンラインモールへの一括出品や在庫連携が容易になり、越境EC事業の強化を図ります。これにより、世界中の顧客との接点を増やし、購入機会を拡大することが可能になります。
3. 今後の展開
コメ兵は、2026年3月期までに複数の海外ECモールへの出店を計画しています。オンライン・オフライン両面でのサービス提供を通じて、日本のリユース文化をさらなるグローバル化を図り、高品質なリユースブランド品を求める顧客に向けた提供を強化していく意向です。
会社概要
株式会社コメ兵
コメ兵は、リユース品の売買を通じて市場全体の価値を高め、持続可能な社会の実現を目指しています。独自の鑑定士やAIを活用した品質チェックを通じて、安心・安全なリユースブランド品を提供しています。
イーレディー株式会社
「eLADY GLOBAZONE」を運営するイーレディー株式会社は、日本のリユース文化を世界に広めるため、高品質なブランド品のオンラインショッピング体験を提供しています。現在の取り扱い商品は約65,000点に上り、将来的には更なる拡大を予定しています。