新しいCloudclappがDevOpsチームのアプリ導入を容易にする

進化するCloudclapp：DevOpsを支援する新たなツール

UBiqubeが提供するCloudclappが新たに進化し、DevOpsチームのアプリケーション導入を大幅に簡素化することが発表されました。このSaaSプラットフォームは、複雑なハイブリッドクラウド環境への自動アプリケーションデプロイメントを可能にします。これにより、ITチームは新しい環境にアプリを迅速に配置できるようになると同時に、コスト削減やイノベーションの加速も期待されます。

Cloudclappの概要

Cloudclappは、アプリケーションのデプロイとクラウド環境の管理を簡素化するために設計されたプラットフォームです。DevOpsチームは、このツールを活用することで作業の効率を大幅に向上させることができます。Cloudclappは、利用者が迅速にインフラをセットアップし、柔軟に環境を変更できるようにサポートし、エッジからコア、プライベートからパブリックまで様々なクラウド環境でのアプリ展開を円滑にします。

UBiqubeのCEO、Nabil L. Souliは、「私たちは、MSActivatorの抽象化思想をハイブリッドクラウドにも拡張し、Cloudclappを構築しています。このプラットフォームによって、セキュリティ、コンプライアンス、コスト管理を一つのレイヤーで提供することができます。」と述べています。これは、クラウドエンジニアとアプリケーション開発者の架け橋として、両者の業務をより簡単にすることを意図していることを示しています。

NTTセキュリティ・ジャパンの利用法

これに対し、Cloudclappを活用しているNTTセキュリティ・ジャパンの技術部長、鈴木聖氏は、MSActivatorを使用した自動化サービスの展開について言及しています。「ハイブリッドクラウドの利用が広がる中、企業がセキュリティを確保しつつ柔軟な導入環境を望むようになってきています。Cloudclappは、この新たなニーズに対応できる機能を備えています。」と語り、多くの顧客に対して新しい手法を提供する存在であることを強調しています。

ユーザーフレンドリーな機能

Cloudclappは、ノーコードアプローチを採用しており、専門知識を持たないユーザーでも易々とインフラを構築できます。そのため、DevOpsチームは自身のアプリケーションデプロイメント業務に集中できるようになり、無駄な時間を省くことが可能です。また、Cloudclappは、自分の好きなCI/CDツールと統合することもでき、アプリやアーティファクトのデプロイ選択が容易に行えます。

さらに、Cloudclappの事前構築された環境や独自の設計によって、デプロイのプロセスをスムーズに行うことができ、アプリケーションや環境のパフォーマンスやコスト、セキュリティを管理・監視することが可能です。これにより、インフラコストの最適化やワークロードの移行も簡単になります。

多様なプランの選択肢

Cloudclappには、無償のCommunityバージョンと有償のPro Tierバージョンの2つが用意されています。Communityバージョンは月額0ドルで、3つのユーザーアカウントで5つの環境を維持できる基本的な機能を提供します。対照的に、Proバージョンは月額100ドルからで、アクセス可能なインフラ環境は無制限となっており、エンタープライズレベルの全機能を利用することができます。