NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル、海洋ごみ回収2000kgを達成
NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルは、香川県小豆郡小豆島町で行われた先日のビーチクリーン活動において、総回収量が2000kgを超える快挙を成し遂げました。この活動は、海洋ごみ問題に立ち向かうための持続的な取り組みであり、多くのボランティアと共に実施されています。
回収したごみの詳細
達成された総回収量は2003.78kgに及び、その中で最も多かったのは硬質プラスチックで、全体の約25%を占めました。このようなデータは、クリーンオーシャンアンサンブルが毎月実施するビーチクリーン活動や特製の海洋ごみ回収装置を用いて得られたものです。
異なる種類のごみが含まれるため、定期的な回収とその分析が重要な役割を果たしています。2020年8月から2024年11月までのスパンで、回収した海洋ごみの種類別データは現在進行中の研究にも活用されています。これにより、特定地域におけるごみの分類と計量が行われ、その結果が活動戦略にも反映されるのです。
調査目的のビーチクリーン
クリーンオーシャンアンサンブルでは、毎回のビーチクリーン活動で回収したごみのデータを可視化しています。具体的には、どの種類のごみが多いかを把握するためレポートを作成し、地域別の問題点を洗い出す助けとしています。このプロセスには、新たに「ビーチクリーンマニュアル」が導入され、分別回収手順や計量方法、さらには写真の撮影ガイドラインが策定されています。
毎月行われるビーチクリーン活動では、多尾海岸を舞台にこのマニュアルに基づいて実施されています。回収したごみの写真や計量データは「海洋ごみMAP」アプリにアップロードされ、地域の海洋ごみデータの調査に役立てられています。これにより、回収されたごみの詳細を視覚的に分析し、今後の改善点を考える手助けとしています。
海洋ごみの影響と我々の目標
海洋ごみ問題は、ただちに解決が求められる重要な課題です。生態系や経済活動にも著しい影響を及ぼしており、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を凌ぐとも言われています。こうした未来予測を変えるため、クリーンオーシャンアンサンブルでは、海洋ごみゼロを目指して新たな挑戦を続けています。
私たちは、サポーターやボランティアの方々と共に地域を越えてこの問題に取り組んでおり、支援を必要としています。寄付やボランティア、協賛企業として参加する方法もあり、様々な形での協力を募集しています。
皆さんの力を貸してください
未来の海を守るため、私たちと一緒に海洋ごみ問題に立ち向かっていきませんか。詳しい情報や支援方法は公式サイトでご確認ください。私たちの活動は、皆さんの参加によっても力強く前進していけます。
公式サイトで詳細をご覧ください。
組織概要
- - 名称: NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル
- - 所在地: 香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地
- - 設立日: 2020年12月
- - 代表理事: 江川裕基
- - 主な活動国: 日本、モザンビーク、ベトナム
私たちの名前には、「きれいな海をより多くの人と共に」というメッセージが込められています。これからも皆さんの力が必要です。ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。