磐井AI株式会社が新しい役員体制を発表しヘルステックサービスを加速

磐井AI株式会社、新役員体制発表

歩容解析技術を基にしたヘルステックサービスの開発を行う磐井AI株式会社（本社：岩手県一関市）は、2024年6月25日付けで役員体制の変更を決定しました。この発表により、同社はさらなる成長とサービスの視覚化を目指しています。

新代表取締役の就任

新しい代表取締役CEOには、鈴木明宏氏が就任します。鈴木氏は、一関工業高等専門学校の機械・知能系の教授であり、長年にわたり共同研究者たちとともに歩容から認知機能の低下を推定する研究に取り組んできました。彼の豊富な経験と知識を活かすことで、磐井AIはその社会への実装速度を高めることが期待されます。

目指すビジョン

磐井AIは、「健康でいられる時間を延ばし、喜びをいつまでも感じられるように」というビジョンのもと、歩容から認知機能低下の兆候を検知する「D-walk」を展開しています。このサービスにより、個別最適なアドバイスが提供され、利用者の健康寿命を延ばすサポートが行われます。

新体制の役員一覧

- 鈴木明宏: 新代表取締役CEO（前職: 取締役会長）
- 石井聖名: 取締役COO（前職: 同様）
- 佐藤汰樹: 取締役CTO（前職: 同様）
- 菊地佑太: 取締役CMO（前職: 代表取締役CEO）

新しい役員体制により、同社はさらに研究開発を加速し、D-walkのビジネス展開を図る姿勢を強めています。これは、ヘルステック分野における磐井AIの成長と影響力を示すものであり、今後の成果に期待が寄せられています。

鈴木明宏氏の略歴

鈴木氏は2000年に株式会社アイ・ティ・リサーチを設立し、日常生活行動記録計の開発に従事していました。医工学を専攻し、2011年に東北大学大学院で医工学博士号を取得。その後、一関工業高等専門学校で教授として研究と教育に励む傍ら、2023年2月に磐井AI株式会社を設立し、取締役会長に就任しました。そして2024年6月にこの新たな役職に就くことになったのです。

磐井AI株式会社の未来

磐井AI株式会社は歩容解析技術を用いたヘルステックサービス「D-walk」を中心とした事業を展開しており、健康寿命を延ばすためのサービス提供に努めています。これからも、歩容から認知機能の低下を推定する研究を活かし、より多くの人々に健康で充実した生活を提供することを目指しています。

彼らの取り組みが、ヘルステック業界におけるイノベーションを促進し、社会に広がっていくことを期待しましょう。